2014年ジョン・マドック賞を発表

2014年ジョン・マドック賞を発表

第3回John Maddox Prizeは、科学の振興への貢献が認められるとともに、困難や敵意に直面しながらも公共の利益に関わってきたことを根拠とし、フリーのジャーナリストであるエミリー・ウィリンガム博士(Dr. Emily Willingham)と若手科学者の デイヴィッド・ロバート・グライムズ博士(Dr. David Robert Grimes)が同時に授与されました。
 

John Maddox Prizeは、科学雑誌Natureコーン基金(Kohn Foundation)、慈善団体Sense About Scienceの共催により実施されています。この賞は、情熱的で根気強い、科学の擁護者であり、難しい議論に取り組み、他の者を同じことをしたいという気持ちにさせてきたジョン・マドックスを偲んで贈られています。科学・医学的問題について誤解を与える情報に対し取り組み、国民的議論・政策的議論に信頼できる証拠を示し、何らかの公的活動を通じて複雑な科学の問題を一般の人にも理解できるようにした人を称える賞です。


2014年の受賞者は、強い姿勢をとることにより社会への献身を示したため、こうした栄誉が授けられることになりました。ウィリンガム博士はアメリカ人の著述家で、著作には「自閉症と腸の関係を見逃していたことに対するウェイクフィールドの責任(“Blame Wakefield for missed autism-gut connection”)」という論文があります。その中で博士はワクチンと自閉症にうわさされている因果関係を取り上げました。これがもとで批判が広く行き渡るようになり、博士により信用を落とし、Lancetに掲載された論文も撤回されることになった研究者アンドリュー・ウェイクフィールド氏(Andrew Wakefield)から、訴訟を起こされました。press releaseによると、博士はまた、学校での銃乱射事件から自宅出産まで、執筆を通じで多くの人たちに証拠というものについての議論をもたらしました。同時受賞者のグライムズ博士は、イギリスのオックスフォード大学のポスドク研究者です。原子力と気候の変化も含め、困難ですが魅力的で、かつ論争のある問題について臆することなく執筆したことを評価されました。敵意や脅しにもかかわらず、たとえば、アイルランドでの中絶についての議論(the debate on abortion in Ireland

)における証拠について文章を書き続けました。

 

ウィリンガム博士とグライムズ博士がジョン・マドックス賞を授与された理由は、世論を二分するがきわめて重要な問題について公共の利益を守ろうとし、自分たちの意見を口に出して述べることで、とてつもない強さを見せ付けたということです。お二人とも、受賞おめでとうございます!
 

 

 

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