質問: 投稿した論文のrejectのメールが届きました。私の理解力が足りないかもしれませんが、食品への害虫混入の原因究明に役立つ内容の論文であることを再度アピールしたいと考えていますが、いかがなものでしょうか?以下、メールの内容を添付します。

質問の内容 -
投稿した論文のrejectのメールが届きました。私の理解力が足りないかもしれませんが、食品への害虫混入の原因究明に役立つ内容の論文であることを再度アピールしたいと考えていますが、いかがなものでしょうか?以下、メールの内容を添付します。======Dear Dr. XX:Thank you for considering the Journal of XXX for your manuscript submission. The Journal of XXX is committed to promoting high standards in the fields that it covers. Your manuscript has been sent to 20 potential reviewers and and only one of them accepted to do the review. This suggests that the manuscript does not sufficiently meet the interest of the readership for the Journal of XXX. In my judgment, your submission is outside the scope of the journal. Consequently, we must make decisions based on likely scientific impact and interest to our readership. Thank you for your interest in the Journal of XXX.Sincerely,====== 
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回答:

著者には編集者の判断に異議を申し立てる自由がありますが、その申し立ては確固たる根拠に基づいていなければなりません。大変な努力をつぎ込んだ論文なので、その出来ばえを素晴らしいと感じている著者がほとんどです。あなたの論文を評価した査読者や編集者はその分野の専門家なので、より的確で客観的な判断を下せるはずです。そのような人たちが、あなたの論文について「ジャーナルの対象範囲に合わない」と考えたのなら、きわめて明確な理由がない限り、異義を申し立てても効果がないと思われます。ジャーナルの判断に異議を申し立てるかどうかは、きわめて慎重に検討する必要があるでしょう。

しかし、編集者の判断を断固として認められないというのなら、異義を申し立てることは可能です。通常、異議の申し立ては、編集委員会に対して行います。編集委員会宛てにメールを書き、編集者の判断を認められない理由を述べ、編集者の見解に対する異論を1つ1つ説明しましょう。主張には、有力な証拠による裏づけが必要です。また、礼儀正しく冷静な姿勢を示し、非難めいた感情的な言葉は避けましょう。


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