質問: ジャーナルからの返事はどのくらい待てばいいでしょうか

質問の内容 -
こんにちは、Dr. エディ。質問があります。ジャーナルに論文を投稿してから、一ヶ月半経ちました。編集者から返事が来るまで、普通はどのくらい待てばいいのでしょうか? 編集者を不愉快にさせないようメールで催促するとしたら、どんなメッセージがよいでしょうか? アドバイスお願いします。
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回答:

ジャーナルからの返事を待っている間は、とても不安になりますよね。胸中、お察し致します。私の経験から言うと、投稿論文の審査にかかる時間は、分野によって異なる傾向があります。1か月以内に返信が来るジャーナルもあれば、8か月もかかるところもあります。多くのジャーナルが審査にかかるおおよその時間をウェブサイトで周知しており、例えばエルゼビア社では、出版するほとんどのジャーナルでは投稿後、4か月以内に著者に決定を伝えるとしています。できれば、投稿前に、投稿先のジャーナルの審査プロセスやスケジュールを調べておくのが理想です。そうすれば、心の準備ができますからね。

 

審査にかかる時間についてジャーナルから何の情報も出ていない場合、そのジャーナルで発表された論文をチェックし、何か統計的データが出せないか調べてみましょう。オンライン上で公開された論文に関しては、ほとんどのジャーナルが投稿日、採択日、公開日を明らかにしています。投稿日と採択日の間が審査にかかった時間になります。

 

たとえ審査にかかる時間をジャーナルが示していても、それは単なる平均であって、実際にかかる時間は様々な要因によって変わってきます。それらの要因にはたとえば、適当な査読者を見つけるのにかかった時間や査読者の修正要求の度合いなどが含まれます。ジャーナルの投稿ソフトを通じて論文を投稿した場合、現在のステータスを確認できます。「査読中(Under Review)」と表示されていれば、現在も審査中ということです。

 

万が一、審査にかかる時間について投稿先のジャーナルが何も示しておらず、投稿した論文の状態を知るすべがない場合には、少なくとも4か月は待つことをお勧めします。4か月経っても何も返事がない場合、ジャーナル編集者に対して丁寧な催促のメールを書いて、現在のステータスや決定の時期を尋ねても何ら問題ありません。ジャーナル編集者はたいてい自分も研究者だったり、研究者だったことがある人ですから、論文投稿後にジャーナルからの連絡を待つ著者の不安についてはよくわかっていると思います。ジャーナルへ問い合わせる際には、たとえば次のように書くとよいでしょう。

 

Dear [ジャーナル編集者の名前]:

This is with regard to my/our submitted manuscript, [投稿論文の問い合わせ番号], titled “[論文のタイトル],” submitted to your journal on [投稿日] for consideration as a [論文の種類(原著論文かケースリポートかなど)].

We have not received an update regarding the status of our manuscript in the review process. Could you let us know when we can expect notice regarding the decision of the editorial board?

Thank you for your time and consideration. We look forward to hearing from you.

Sincerely,

[著者名および連絡先]

 

この回答が役に立って、ジャーナルからの返事がすぐに来ることを祈っています。頑張ってください! ジャーナルからの返事を最長でどのくらい待ったか、他の研究者に聞いてみるのも面白いと思いますよ。


こちらのEbook「落ち着いて待つ:論文ステータスを理解するためのガイド」も役に立つと思いますので、参考にしてみてください。

 


このコンテンツは「原稿の追跡」ステージに属しています。

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