質問: 採択されやすいジャーナルについて

質問の内容 -
はじめまして。 2020年博士課程への進学を考えています。 その際に研究実績が必要で、査読付き論文を提出しなければならす、論文をジャーナルに投稿しようと思っております。 現在、修士課程におりますが、このような場合、どのようなジャーナルの投稿を目指すべきなのでしょうか。研究分野は経営学です。 ご教示願います。
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回答:

原稿を吟味せずにジャーナルを推薦することは難しいので、ジャーナルの選び方に関する一般的なアドバイスをご紹介します。

採択されやすいという視点でジャーナルを選ぶことは、避けたほうがいいでしょう。たいていの場合、アクセプトを保証するジャーナルは信用がありません。論文の運命はジャーナル選びにかかっていると言っても過言ではないので、選択は慎重に行いましょう。

自分の論文に合ったジャーナルかどうかを評価する際は、何よりもまず、それがまっとうなジャーナルであるかどうかを確認しましょう。品質が標準以下のジャーナルで出版することや、ハゲタカジャーナルの餌食になることを避けるために、目当てのジャーナルが分野で知られているものかどうかを確認しましょう。よく知られているものであれば、それは、そのジャーナルが出版における一般的な基準を十分に満たしているということです。

また、ジャーナルのウェブサイトも念入りにチェックしましょう。もしも、ごく短期間での出版が保証されていたり、連絡先が明記されていなかったり、出版費用の詳細が記載されていなかったりするようなら、投稿を決める前に、さらによく調べて情報を集める必要があります。

そのほかに確認すべきポイントは、ジャーナルの対象範囲があなたの研究テーマと合っているか、オンライン出版が行われているか、オープンアクセス誌か購読誌か、といった点です。これらをしっかり把握すれば、ジャーナルの読者や発信先を知る助けにもなり、十分な情報に基づいて判断を下せるでしょう。 

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