質問: 投稿から半年経ってようやく返事が来たと思ったら、適切な査読者が見つからなかったことを理由にRejectされました…

質問の内容 -
比較的査読&出版プロセスが早いとされるBioMed Central系の雑誌に論文を投稿しました。投稿から1ヶ月経っても処理されていなかったため一度目のリマインドメールをしたところ、ようやくEditorに回りました。その後、投稿から3ヶ月が経った時点で二度目のリマインドをしましたが音沙汰がなく、6ヶ月が経った時点で三度目のリマインドをしました。そうしたところようやくDecisionが返ってきましたが、適切な査読者が見つからなかったことを理由にrejectされました。ジャーナル側の怠慢な姿勢に憤りを感じていますし、このジャーナルには二度と投稿したくないと考えています。その一方で、私達と同じように貴重な時間を失う研究者が今後出ないようにするためにも、ジャーナル側に苦情を伝えるべきか悩んでおります。もし伝えることが妥当な場合には、どのようなことを伝えるべきでしょうか?
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回答:

今回のことはお気の毒に思います。ただ、稀ではあるものの、こういったことも起こり得ます。ジャーナルは査読者を見つけようと努力しますが、もしも見つからなければ、原稿をリジェクトすることになります。ジャーナルが、リマインダーを受け取ったときにこの問題を共有してくれていれば、何らかの対応も取れたかもしれません。


失った時間について憤りを持つのも無理はありませんので、状況が好転するかどうかは別として、苦情を述べるメールをジャーナル編集者に送ることは問題ないと思います。メールを送る場合は、「状況についてもっと早い段階で教えてもらい、原稿を取り下げて別のジャーナルに投稿する機会が与えられていればありがたかった」ということを伝えるとよいでしょう。


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