ジカウィルスのデータ共有に世界中の科学コミュニティが賛同

ジカウィルスのデータ共有に世界中の科学コミュニティが賛同

流行中のジカ熱の感染拡大を阻止しようと、主要学術ジャーナルや保健衛生団体、研究機関、資金助成機関は、ジカ熱に関するデータや研究結果を共有する宣言書に署名しています。この目的に賛同した国際団体には、国境なき医師団、米国立衛生研究所(NIH)、ウェルカム・トラストを含む20の団体、そしてシュプリンガー・ネイチャー、サイエンス、New England Journal of Medicine(NEJM)など、11の出版社が含まれます。

感染症の流行時に研究データや結果をただちに開示することは、研究者が流行パターンを理解し、予防と治療の方法を確立する上で、不可欠です。しかし、地理的・文化的・倫理的な制約から、データの共有は難しいのが常です。エボラやMERS流行時など、過去の公衆衛生上の危機でも、データ不足のために、流行を食い止めることが難航しました。このため、ロンドンのウェルカム・トラスト理事を務めるジェレミー・ファーラー 氏は、「公衆衛生の緊急時におけるデータの共有宣言」を提案し、ジカウィルスに関するすべての情報に対するアクセス制限をなくし、世界的な対応を加速させました。ファーラー氏は、「これほど多くの主要国際団体が結束し、オープンサイエンスの動きに賛同するのはかつてないことで、非常に心強い」と語っています。

現在のジカ熱の流行は、ブラジルで2015年初頭に始まり、その後20ヶ国以上に広がっています。ジカ熱と小頭症および神経症・自己免疫合併症の関連性が疑われているため、世界保健機関(WHO)は、ジカウィルスを公衆衛生の国際的危機であると宣言しました

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