リバネス研究費:エディテージ受賞者インタビュー(6)四方明格さん

リバネス研究費:エディテージ受賞者インタビュー(6)四方明格さん

リバネス研究費エディテージ賞で奨励賞を受賞された四方明格さん(九州大学大学院 博士課程後期)にインタビューしました。

 

四方さん、エディテージ賞奨励賞受賞、おめでとうございます。

この度は、エディテージ賞奨励賞にお選び頂きありがとうございます。植物は光を環境情報として認識することで、周囲の環境を把握する仕組みをもっていますが、私はその仕組みを明らかにするための研究を行っています。この受賞を励みに、より一層努力していきたいと思います。

 

研究者を志した動機は?

子どもの頃から理科の実験や科学が好きで、漠然と研究者・科学者になりたいと思っていました。また、社会貢献をしたいと常々思っていたのですが、実際に将来の仕事を考えた際、研究者が私にとって、その実現に最も適した職業ではないかと思いました。

 

実際に研究者になってみて、どうですか?

研究者と聞くと、閉鎖的な仕事だと思う方がいるかもしれませんが、実際には研究者同士や企業の方、時には一般の方と、常日頃から幅広くコミュニケーションを取っています。私は人と話をするのがあまり得意ではなかったのですが、研究に携わるようになって、それが苦ではなくなりました。研究を進めるごとに交流の幅が広がり、とても充実しています。

 

今後の抱負は?

植物は、光を糧に生きていますが、光を如何に効率良く利用できるかが植物の生長を大きく左右します。その利用の仕組みを明らかにする現在の研究は、学術分野に限らず、農業分野においても意義があると考えています。自分の研究成果が社会の役に立つ、そんな研究を、できれば、世界をリードする研究を行っていきたいと思います。
 


四方明格さんのプロフィール:東京理科大学 理工学部 応用生物学科を卒業後、同大学院 理工学研究科にて修士号を取得。現在、九州大学大学院 生物資源環境科学府 植物資源科学専攻博士後期課程。東京都出身。

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