質問: 査読期間の長さと出版の可能性に、相関はありますか?

質問の内容 -
2つの論文を、それぞれ異なる査読付きジャーナルに投稿しました。1つのジャーナルからは、修正が必要であること、編集者自身がそれを行うこと、2017年9月号に論文を掲載するかどうかの承認メールが2017年7月に送られてくること、が伝えられました。もう1つのジャーナルからは、論文が予備審査を通過し、6ヶ月~1年を要する査読プロセスに進むとの連絡がありました。このような状況なのですが、論文は、待ち時間が長いほど出版される可能性が高まるのでしょうか?私が置かれている状況について解説して頂けますか?長期間待てば、最終的に論文は出版されるのでしょうか?ご助言を頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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回答:

最初の論文に関して言えば、出版される可能性は比較的高そうです。もう一方の論文については、確かなことは言えません。ジャーナル側は、単に査読に要する期間を伝えてきたにすぎないからです。あくまで自誌の方針として査読期間を著者に伝えているものと考えられるので、この連絡と出版の可能性には、何の関係もないでしょう。また、査読期間と出版の可能性にも、相関はありません。6ヶ月~1年待ったとしても、リジェクトされる可能性はあります。伝えられた期間が、専門分野の平均査読期間よりも極端に長い場合は、そのジャーナルでの投稿プロセスを続行するかどうか再検討してみましょう。


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