カクタス/エディテージ、2013年10月にブラジルで開催されたSciELO 15周年会議に出席

カクタス/エディテージ、2013年10月にブラジルで開催されたSciELO 15周年会議に出席

SciELOネットワーク(1000以上のジャーナルと40万本以上の論文の索引を作っているオープンアクセスのネットワーク)の15周年を記念して開かれた会議において、カクタス米国支社の代表を務めるDonald Samulackが、パネルディスカッション「経験、解決策、成果および学術的コミュニケーションにおけるサービス(“Experiences, Solutions, and Products and Services in Scholarly Communications”)」に参加しました。

会議は2013年10月、ブラジルのサンパウロにあるインターコンチネンタルホテルで行われました。カクタス/エディテージは、この会議の後援者として参加しました。会議の目的は、オープンアクセスの出版と、ジャーナルが直面している課題について議論することでした。エディター、出版社、著者を含めた約400名の学術関係者が参加しました。国際的なイベントでしたので英語とスペイン語での同時通訳があり、会議での発表者も、ブラジル、中国、日本、アメリカ、カナダ、スペイン、インド、南アフリカ、スイス、イギリスと、様々な国から来ていました。 

パネルディスカッションの一環として、Donald Samulackは、「論文校閲者 は論文の査読を迅速にする手助けができるか?(”Can Author’s Editor Help Expedite Peer Review of the Manuscript They Edit?”)」という講演を行いました。講演の中で強調されていたのは、校閲者が、投稿前の論文の言語品質チェックを行うことで、ESLの著者(英語を第二外国語とする著者)のためになるだけではなく、ジャーナルの編集プロセスを簡素化することにより、査読プロセスをも早めることができるだろう、ということでした。

エディテージが設けたブースには、科学コミュニケーション業界の様々な部門から専門家が訪れ、カクタスのブラジル代表やDonald と議論しました。エディテージの関心は、効果的な科学コミュニケーションを可能にすること、そして科学的知識へのさらなるアクセスを提供することですので、科学分野の出版における最高の実践のいくつかについて議論を始めるのに会議が協力してくれたのです。

会議を通じての大きなテーマはオープンアクセスについてで、59個の講演で議論されていました。テーマは他に、SciELOプラットフォームの今後の発展、最近の学術コミュニケーションの動向、科学研究と科学研究のコミュニケーションの方向性を決定する新しいツールや技術、がありました。科学コミュニケーションにおいてソーシャルネットワーク・プラットフォームがますます重要になっていること、またプラットフォームの影響のもと、出版物のインパクトを判断するための新しい尺度が現れたことについても議論されました。

この会議に参加したことで、オープンアクセスのプラットフォームの大まかな方向づけや、SciELOネットワークに属する国での広がりについて、理解が広がりました。また、投稿された研究の質を改善し、ジャーナルエディターの作業を容易にするために、エディテージがどんな役割を果たせるか考える機会になりました。

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