混同されやすい英語: alternate/alternative

混同されやすい英語: alternate/alternative

類義語とは、意味は似ていますが、正確な意味合いが違っている語のことです。けれどもこの記事では、類義語ではありませんが、片方の語が時々、もう一方の語と間違えられる単語対を取り上げます。

 

自分の言いたいことを伝えようとするときに、類義語は混同されやすい英語ほど深刻な問題にはなりません。たとえば、Nearly と Almostは実際には取り替えて使うことができます。しかし、But writing alternate when you mean alternative とするところをalternate

と書いてしまうと、伝えようとしていたことの明瞭さが台無しになってしまうおそれがあります。

 

The difference between alternate とalternative の違いは、少なくともイギリス英語では、疑う余地もないくらい明らかです: alternate は2つの可能性を意味しており、ある時点ではそのうちの一つだけが起こりえるものです; たとえば、バーコードは黒と白が一つおきに並ぶ縞模様(alternating strips)です。もしある出来事が一日おきに起こると書かれていたら、月曜日にはその出来事は起こりますが、次の日の火曜日には起こらないということになります。このように Alternate には、代わりばんこという意味があります: まず一つのことがら、次にもう一方、そしてその次はまた最初のことがらがくる、というように。

 

Alternative は選択肢や代案と言う意味です: 太陽光と風は代替エネルギー(alternative sources of energy)ですし、メールは、カタツムリ郵便("snail mail";つまり郵便局を通じて送られた手書きの郵便のこと)速くした代替手段(a faster alternative)です。

 

混同されやすい英語について同様の記事が こちら と こちら.にありますので、ご覧になってください。 

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