新型コロナに関する最新の知見をアップデートし続けよう

新型コロナに関する最新の知見をアップデートし続けよう

新型コロナウイルス(COVID-19)は、世界の科学コミュニティに、ウイルスに関する知見を蓄積し、その知見を速やかに共有し、エビデンスベースの協調的な取り組みを行うことにより、先例のない行動を取って事態を収めるよう促しています。

COVID-19関連のすべての知見をオープンかつ迅速に公開するよう呼びかける動きは、20201からすでに始まっており、3月にはUNESCOが、この危機を乗り越えるためとして、世界各国の力を結集してオープンサイエンスとデータシェアリングを促す取り組みを開始しました。同時期に、世界保健機関(WHO)は、COVID-19に対するグローバル研究のロードマップを発表しました。この文書は、ウイルスについて不足している知見を強調し、特別な研究活動の実施に向けたタイムラインを描いたものです。


これらの動きをきっかけに、COVID-19関連の論文は、査読を経たオープンアクセス出版やプレプリントサーバーを通じて、すでに数千報が公開されています。出版数は2週間ごとに倍増しています。COVID-19SARS-CoV-2がほんの数ヶ月前まではまったく未知のものだったことを踏まえると、凄まじい増え方だと言えるでしょう。しかし、研究者にとってはCOVID-19関連の論文出版数の激増が追い風となっている一方で、欲しい情報をいち早く探し出すという点において、今回の危機ならではの難しさも生じています

平時において、保健・生命科学分野の研究者が文献を読むのに費やす時間は、1週間当たり1215時間程度(論文1本当たりに費やす時間は平均30分)と言われています1。ただしこの中に、文献を探す時間は含まれていません。

コロナ禍の中では、COVID-19の研究者は、文献を探して読む作業に平時よりもはるかに多くの時間を割くことになるはずです。新たなデータが日々公開される中で、研究者たちは、関連分野の最新情報を常にアップデートしなければなりません。今ほど、スマートな情報検索ツールと手作業での情報収集を組み合わせる必要性が高まったことは、過去にないでしょう。


以上の課題を踏まえ、カクタス・コミュニケーションズは、COVID-19の研究者のために、複数のソースから研究情報やリソースを探し出す労力を最小限に抑える独自のプラットフォームを起ち上げました。このプラットフォームの目的は、研究者にとって必要な情報を1ヶ所にまとめて論文へのアクセスを簡略化し、現在のような有事における研究者の負担を軽減するために、さまざまなメリットと相互連結機能を提供することです。

このワンストップ・プラットフォームは、以下のセクションで構成されています。各セクションには、それぞれ便利な機能が備わっています:
 

  1. 定期的にアップデートされるCOVID-19関連の論文リポジトリ:データベースには現在、英語とその他の言語による15万報以上の論文が収載されています。このプラットフォームには、最先端の人工知能(AI)テクノロジーを搭載した検索機能が付いています。また、世界中のCOVID-19関連の登録済み臨床試験がリスト化されており、各試験の目的と方法について、その詳細と要約を見ることができます。さらに、COVID-19に関連したデータセットのリストも載っています。

 

  1. 論文の要約:このセクションでは、疫学、治験薬、補助療法などの分野ごとに論文の要約を読むことができます。これらは、PubMedなどの信頼できるソースに収載された論文を、各分野の専門家が読んで要約したものです。したがって、このセクションは、特定のテーマの文献を探すための糸口として最適です。

 

  1. お勧め/人気の文献:このセクションでは、各分野の専門家が、関連性や関心度の高い論文ニュース、人気コンテンツを厳選し、それぞれの概要を一般的な用語で読みやすくまとめています。

 

  1. Q&Aフォーラム:このセクションでは、さまざまな分野の研究者が互いに質問し、議論し、アイデアやリソースを共有することができます。

 

  1. ウェビナー:このセクションでは、COVID-19に関連するテーマについて、専門家が自分の考えや知見を披露し、参加者からの質問に答えます。

 

  1. 研究者トーク:このセクションでは、さまざまな分野の研究者同士で、このコロナ禍における研究者としての考えや体験を共有することができます。

 

このサイトの特長は、単にAICOVID-19関連のデータを集めているということではありません。集められたコンテンツやリソースは、AIが選び、さらに人間が精選したものです。人の手が加わることで、関連性と信頼性が高まり、情報検索に費やす労力の一層の軽減につながっています。さらに、ウェビナーやQ&Aフォーラムを通じた交流の場を提供することで、共同研究のきっかけ作りやリアルタイムでの情報共有を促しています。


カクタス・コミュニケーションズは、18年に渡って研究者を支援してきた学術コミュニケーション領域のグローバル企業として、研究者が平時においてもさまざまな困難に直面している現実を痛感しています。この有事において、COVID-19関連研究の最前線に立っている人々がどれほどのプレッシャーに晒されているかは、もはや想像することしかできません。研究者たちは、平時に従事していた研究に対する責任を全うしながら、そして、場合によっては自分たちの健康リスクと向き合いながら、膨大な情報をできるだけ迅速かつ正確に処理しなければならない状況に立たされています。私たちは、このワンストップ・プラットフォームが、少なくとも課題の一部を解消し、研究者たちが世界をこの危機から救う戦略を見出すための一助になると信じています。

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