質問: 同一症例のCase reportでも著者、結論が変われば別雑誌に投稿することは可能でしょうか?

質問の内容 -
他科の医師と珍しい症例を経験し、機会があればCase reportとして報告したいとも考えております。 想定の話で申し訳ございませんが、この場合、小生の論文がAcceptされた場合、共著者の方が、その症例について他科の視点からみて全く違う着想から別雑誌に論文を投稿することは可能なのでしょうか?
1 この質問に答える
回答:

通常は、すべての病歴、治療プロトコル、結果を、1つの症例報告書に記載します。異なる2件の症例報告と言えるほどの大きな違いがない限り、同じ症例から2件の報告書を作成することは、非倫理的とみなされてしまうでしょう。そして、症例報告で、そのようなケースは起こりにくいでしょう。患者のあらゆる状態は関連し合っているはずであり、それらは同時に現れるはずだからです。また、その患者があなたとも別の医師ともかかわっているのなら、2人が同じ報告書の著者となるのが自然でしょう。


2件の報告書を書く前に、その症例について慎重に評価してください。2件の報告書を書くことに決めた場合は、同じ症例をもとに同時に書いた報告書があることを、必ずジャーナル編集者に伝えましょう。


このコンテンツは「ジャーナルへの論文投稿」ステージに属しています。

あなたの論文にぴったりのジャーナルを選びたいですか?個別コーチングプログラムでエキスパートのアドバイスを受けましょう。