質問: Decline to Revise選択後の他誌への投稿について

質問の内容 -
投稿論文において数回改訂を繰り返してきましたが、査読者の要求に完全に答えるのが困難であり、改訂を繰り返すうちに報告内容も当初の意図と異なる方向に向かいつつあるため今回は改訂を辞退したいと思っております。Author menuにおいてDeclines to Reviseを選択することはできましたが、この操作後に他誌に投稿することは可能となるのでしょうか?(操作完了後もReinstate submissionの選択はできるようになっています)
1 この質問に答える
回答:

"Declines to revise"を選択したのなら他誌に投稿しても問題はないはずですが、その場合はゼロから再び査読プロセスをたどり、多くの時間を費やすことになります。ただちに"Declines to revise"を選択するのではなく、査読者の提案によって論文の方向性が変わってしまったことを編集者に説明してみてはいかがでしょうか。当初の意図とは違っていることと、提案に同意できない理由を逐一説明する反論のレターを用意しましょう。それでも編集者が「提案通りに修正しないとアクセプトされない」と言うのなら、"Declines to revise"を選んで新たなジャーナルに投稿するとよいと思います。しかし、編集者があなたの意見に納得すれば、今のジャーナルに掲載される可能性も捨てきれません。


こちらの記事もお勧めです。

優れたRebuttal Letter(反論の手紙)をどう書くか?


もしよろしければ、対応の結果を下のコメント欄からお知らせください。


このコンテンツは「ジャーナルへの論文投稿」ステージに属しています。

あなたの論文にぴったりのジャーナルを選びたいですか?個別コーチングプログラムでエキスパートのアドバイスを受けましょう。