質問: オープンアクセスにしなくてもSupplemental materialを添付できるのか?

質問の内容 -
遺伝子プライマーの配列表をsupplemental materialで表示すれば十分と編集者から指摘があり,従いました。その後採択されたのですが,オープンアクセスと非オープンアクセスを選択できるので,オープンアクセスの契約をしなくても大丈夫なのでしょうか?
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回答:

まずは、アクセプトおめでとうございます!

ご質問の意図ですが、非オープンアクセス(OA)論文にsupplemental material(補足資料)を添付できるかどうかよりも、OA出版と非OA出版のどちらを選ぶかで迷われているのでしょうか。

単に、非OA論文にsupplemental materialを添付できるかどうかが問題なのであれば、ジャーナルのガイドラインを確認するか、編集者に問い合わせることをお勧めします。編集者は配列表について的確なアドバイスをくれたぐらいですから、この問い合わせにも適切に答えてくれるでしょう。

OA出版と非OA出版のどちらを選ぶかで迷われているなら、著者であるあなたが自由に決められる立場にあります。OAとは、その名の通り、論文がほかの研究者や一般社会に届きやすくするためのものです。ただし、通常は論文処理費用(APC)という形で支払いが生じます。場合によっては、所属先が費用の一部もしくは全額を負担してくれることもあります。非OAは、あなたの論文を読みたい人が、(通常は購読料として)費用を支払うものです。
OA出版か非OA出版かについては、こちらの記事も参考にしてくださいジャーナルの出版形式におけるOAモデルと購読モデルの違いは何?

良い選択ができますように!


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