ウェビナー: アカデミアを支える研究者、査読者、編集者が研究公正について語り合う

アカデミアを支える研究者、査読者、編集者が研究公正について語り合う

一人一人の視点、経験、状況における個人差は、物事の認識の仕方に影響を与えます。このことを踏まえて、論文出版プロセスを改めて見つめ、著者、査読者、編集者が査読をどのように認識しているかを考えてみませんか?このセッションでは次のトピックについて議論を交わします。

  • 立場の違いが、査読の見方や体験にどのような影響を与えるか
  • 個人的な希望と経験は、査読プロセスへの理解にどのような影響を与えるか
  • 著者、査読者、編集者は査読に何を期待しているか、査読をどのように改善または発展させたいと望んでいるか

セッションに参加して、査読を真正面から見つめ直し、個人個人の違いが査読への理解にどのような影響を及ぼすのかを探りましょう。参加のお申し込みはこちらから


スピーカー

Sun Huh
M.D., Ph.D./翰林(ハルリム)大学校(韓国)医科大学寄生虫学教授/韓国科学編集者協議会(KCSE)会長

Default Alt text

翰林(ハルリム)大学校(韓国)医科大学寄生虫学教授。2005年からJournal of Educational Evaluation for Health Professions誌の編集委員。韓国科学編集者協議会(KCSE)、韓国医学学術誌編集者協会会長。 


Karishma Kaushik
サビットリバイ・フール・プネー大学(インド)生物工学部助教

Default Alt text

2008年にアームド・フォース・メディカル大学(インド)で臨床微生物学の医学博士号を取得した後、テキサス大学(米国)で分子遺伝学と微生物学の博士号を取得。米国で10年以上過ごした後はインドに戻り、バイオテクノロジー庁(DBT)から授与されたRamalingaswami再入国フェローシップを活用して自分の研究室を立ち上げた。現在は、サビットリバイ・フール・プネー大学のバイオインフォマティクスおよびバイオテクノロジー研究所でヒトに関する感染生物学のグループを率いている。複数の受賞歴と出版歴を持ち、教育経験も豊富。学術研究と臨床現場のギャップを埋めることに力を注ぎ、臨床での訓練を重視して医師兼研究者を養成するインド初のMD/PhDプログラムの開発を目指している。


Thomas Agbaedeng
オックスフォード大学(英国)
Novo Nordisk 社リサーチフェロー  

Default Alt text

オックスフォード大学(英国)でNovo Nordisk社のリサーチフェローとして勤務している。以前はアデレード大学医学部(オーストラリア)でEmerging Leadersおよびポスドク研究員を務めていた。肥満による心拍障害発症の研究で2019年に博士号を取得し、2020年にアムステルダム大学医学部(オランダ)でさらに経験を積んだ。欧州不整脈学会(スペイン)によるYoung Investigator Award若手研究者賞)で1 位を獲得し、オーストラリア国立心臓財団(2020)とアデレード大学(2021)から助成金を獲得。European Heart Journal誌、Heart Rhythm誌、Frontiers in Cardiovascular Medicine誌などの有力ジャーナルで多くの共著論文を出版し、100本以上の論文の査読を担当した2020 国際心臓研究学会オーストラリア支部若手研究者委員会を共同設立。 


Sneha Kulkarni
カクタス・コミュニケーションズ社エディテージ・インサイト編集長/ピアレビュー・ウィーク2022運営委員  

Default Alt text

研究者や学術出版の専門家向け多言語プラットフォーム「エディテージ・インサイト」の編集長として、論文出版プロセスをサポートするための様々なリソースやツールを提供している。研究者や出版社が意見を交わすきっかけとなるような独自の論考や論説の執筆に取り組み、The Scholarly Kitchenのほか、LSE ImpactWiley のブログでのゲスト投稿も行なっている。2021 年からピアレビュー・ウィーク運営委員。余暇には、パンを焼く、本を読む、料理番組を見る、次の休暇の計画を立てるなどして過ごしている。 

便利さを実感して頂けましたか?

あなたの周りの研究者にもぜひご紹介ください


このコンテンツは「査読」ステージに属しています。

無料の個別コーチングで、査読コメントへの対応方法を学びましょう。