質問: 論文投稿の査読者を選ぶとありますが、誰でもよいのでしょうか?各ジャーナルごとに指定された人がいるのでしょうか?

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回答:

ジャーナルが著者に、推薦する査読者の名前を原稿提出時に知らせるよう求めるのはよくあることです。その理由の一つは、ジャーナルのスケジュール通りに原稿の査読依頼を受け入れてくれる査読者を見つけるのは難しいので、編集者が出版プロセスを早めようと思ってのことです。もう一つの理由は、専門的な分野では、著者のほうが、研究を見きわめる能力を持っていながら利害衝突のない査読者を知っている可能性が高いからです。


通常は、ジャーナルが指定した特定の候補者の中から、著者が査読者を選ばされることはありません。査読者として推薦するなら、あなたの論文をあらゆる角度からレビューできる専門性を持っていて、なおかつ利益相反がない人でなければなりません。原稿に好意的なコメントをくれそうだからという理由で査読者を推薦することはもってのほかで、これはきわめて非倫理的な行為になります。


著者としてできるのは、査読者候補の名前を挙げることだけです。その人が査読者として選ばれるかどうかは、完全に編集者の裁量に任されています。実際は多くの編集者が、著者の推薦した査読者を適任とみなしているようですが、必ずしも毎回そのような判断が下されるとは限りません。


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