高インパクト・ファクターのジャーナルを狙うなら、科学的妥当性・重要性・斬新さ・明瞭さの4つが必要です

高インパクト・ファクターのジャーナルを狙うなら、科学的妥当性・重要性・斬新さ・明瞭さの4つが必要です

あなた医者になるという家族の伝統からはずれて、研究の道を選びました。なぜ学術コミュニケーションのフィールドに入ったのですか?

 

私は10年ほど海外で過ごしましたが、その後、故郷に帰るべきときが来たと感じ、インドに戻ってきました。インドでは科学分野の研究において、多くの機会が与えられています。私はインドに戻り、その機会を探ることにしました。何人かの友人は、英文校正の会社で働いていましたが、彼らは全員仕事に大きなやりがいを感じていました。その後、私もカクタス・コミュニケーションズに応募し、2週間後に正社員となりました。今の仕事は大好きですね。研究室で働くことよりも。

 

カクタスでは論文投稿担当のスタッフとして著者のお手伝いをしています。この仕事を通じ、論文執筆、編集作業、論文出版に対するアプローチの仕方にどのように影響を与えましたか?

学術研究の分野に身を置いてきたため、論文の執筆、編集、投稿などの作業には慣れていました。また、ジャーナルによるリジェクトや、異なるジャーナル再投稿なども何回も経験があります。したがって、カクタスでの仕事を通じてお客様とやりとりすることは、私にとって難しいことではありませんでした。当初、論文投稿プロセスは私自身の研究を基に考えていましたが、次第に私のお客様の研究を批判的に分析する必要があることに気付きました。仕事を通じて、私の科学に対する見聞はこれからも広がっていくことでしょう。

 

研究者や論文の執筆者、また現在の論文投稿サポートのエキスパートとしての自身の経験に基づき、 論文として優れた原稿とはどのように定義しますか?

高インパクト・ファクターのジャーナルを狙うなら、科学的妥当性・重要性・斬新さ・明瞭さの4つが必要だとおもいます。

 

あなた自身、論文の著者としてどのように投稿先のジャーナルを選んでいましたか? ジャーナル選択のコツを教えてください。

研究者のキャリアとして、研究の領域や科学分野において起こる絶え間なく進展する研究動向に取り残されないようにするために、たくさんの論文を読みます。同じ研究領域の論文を読むことで、自身の研究のクオリティを客観的に評価することができます。このように、投稿を検討しているジャーナルが、あなたの研究領域の論文を掲載する傾向があるかどうかという視点でジャーナルを選ぶことが大事です。

お客様と一緒に仕事をした中で、1番印象的だったこと何ですか?

 

私は様々なタイプのお客様と接してきました。例えば、なるべく早めに論文校正を仕上げて欲しい方や、時間はかかっても良いからより高い質を求める方など。また、なかなかサービスに対して満足をしてもらうことが難しい方から、私の仕事に対して感謝をしてくださる方など、たくさんのお客様と接しました。
印象的な経験についてですが、論文を投稿する前、数ヶ月担当していたお客様との仕事です。お客さまは、いつも私のタイムリーなレスポンス、締切り厳守の姿勢に対して、満足していただいてました。1番印象的だったのは、私がクリスマスシーズンの時期も働いていることをとても心配なさったのか、その時期は返信をしなくても良いというリクエストを頂きました。おかげさまで、私は休暇をいただくことができました。

 

あなたは、多忙な毎日を送っています。エディターとしての仕事の時間以外は、どのように過ごしていますか?

プライベートでは、4歳と生まれたばかりの子供の母親なので、1日の中で自分のために使う時間がありません。今のところ、プライベートでも仕事でも人をサポートすることが私の人生そのものになっています。
 

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