非SI単位をSI単位に変換する:psi、メッシュ数、キンタル

非SI単位をSI単位に変換する:psi、メッシュ数、キンタル

査読付き国際ジャーナルに論文を投稿する研究者は、たとえ自分の住む国ではオンス、フィート、華氏が使われていても、論文では通常、グラム、メートル、摂氏などの国際単位系(International System of Units, SI)を用います。校正・編集前の原稿では非SI単位が使われていることもよくありますが、それらは対応するSI単位に変換する必要があります。本記事では、3つの非SI単位を取り上げます。
 

ポンド/平方インチ(pound per square inch, psi): 
圧力はポンド/平方インチ(pounds per square inch, psi)、あるいはキログラム/平方メートル(kilograms per square metre, kg / m2)で表されることがあります。他にも、特に空気圧を表すときには、気圧、バール、水銀柱インチ、水銀柱センチメートルなどの単位が使われます。しかし、あらゆる場面で承認されているSI単位は、パスカル(Pa)またはキロパスカル(kPa)、メガパスカル(MPa)などです。それぞれの概算の換算率は次のとおりです:1 psi = 6.89 kPa, 1 kg/m² = 9.8 MPa, 1 atmosphere = 0.1 MPa, 1 bar = 0.1 MPa, 水銀柱1インチ= 3.4 kPa, 水銀柱1 センチメートル= 1.3 kPa

メッシュ(Mesh)
粒子の大きさを調べるときには、メッシュという単位が使われます(例えば、土壌サンプルがどれくらい細いか、乾燥させた植物の組織がどれぐらい細かくすりつぶされたか、など。)これは、網目を構成するきわめて細い線の間隔がどれぐらいかを示すものです。この測定は複雑です。それは、ある網目を通過できる最大粒子の大きさを求めるには、交差しているそれぞれの網目の厚さも考慮しなければならないからです。このような複雑さゆえに単純な換算係数がないため、換算表を参照する必要があります。例えば10メッシュなら2mm、20メッシュなら0.84mmとなります。

キンタル(quintal)
psiやメッシュほど一般的ではありませんが、キンタルは、特にインドで農作物の産出量を表すのによく使われます。この伝統的な質量単位は、100を基本単位としてポンドあるいはキログラム(kg)で表されます。英国では、キンタル(またはcentner、ツェントネル)はかつてハンドレッドウェイト(hundredweight)を意味し、100ポンド(lb)あるいは112ポンド(それぞれ約45kgと50kg)と定義されていました。米国では、キンタルは100kgに相当すると規定されましたが、随分前にもはや時代遅れであると宣言されました。この単位は一切の使用を避け、場合に応じてkgやトン(t)を利用するのがよいでしょう。

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