質問: 課題ステートメントで複数のリサーチギャップを示しても問題ない?

質問の内容 -
研究課題を書く際に、リサーチギャップを2つ以上示しても問題ありませんか?
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回答:

課題ステートメントとは、研究課題を明確かつ包括的に説明したものです。課題の現状、理想的または望ましい状態、そしてそのような状態にするために必要な対策・解決策について説明しなければなりません。


確かに、文献検索や文献レビューを徹底的に行うほど、そこから複数のリサーチギャップが明らかになることはよくあります。レビュー論文を書くのであれば、リサーチギャップは複数あっても構いません。むしろその場合は、すべてのリサーチギャップを示す必要があります。一方、原著論文(一次研究論文)を書くのであれば、課題ステートメントで複数のリサーチギャップを示しても構いませんが、課題に関連するものだけを含めるようにします。つまり、課題ステートメントに関するリサーチギャップが1つしかなければ、その1つだけを示し、複数あるなら、関連するものをすべて示します。


課題ステートメントの書き方については、以下のリソースも参考にしてください:


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