先日の学会参加を振り返って
先日、カナダのケベック・シティで開催された学会に参加しました。私は、オンライン上の自分のポートフォリオをアップデートするために、短い考察を用意していました。学会が大好きなので、個人的な経験を学会でシェアするのは良いアイデアだと思ったのです。
学会の場を活用したネットワーク作りが得意というわけではありません。でも、とても楽しいのです。これまで、地元、国内、海外での学会に何度か参加しましたが、参加する度に楽しさが増しています。それは結局のところ、コーヒーブレイクやフォーラムで面白いことが起きるからでしょう。毎回そうなのです。
今回はセッションを開催し、自分の研究の一部を発表することになっていたので、いつもよりプレッシャーを感じました。学会参加は、発表の予定がある場合はとくに、山登りのようなものだと言えるでしょう。
1. 準備: 興奮
もっとも難しいのは初日です。なぜなら、何が起きるか分からないからです。自分一人で参加する場合は、不安になります。数日前まで、不安を感じることはありませんでした。プレゼンの準備をしましたが、自分がワクワクしていたのか、壇上で経験不足に見られたり動揺しているように見られたりするのが恐かったのか、分かりません。
2. 学会本番: 消耗
発表をうまくこなして充実感を覚えても、スケジュールがタイトで、会議以外のことを楽しむ時間的な余裕がないので疲れます。セッションから色々なことを吸収したいと思い、できる限り参加するようにしたら、同じ業界のたくさんの人に会うことができました。ときには、自分の分野に関係があっても、専門性が高すぎて発表内容についていけないこともありました。でも、そういう経験のない人がいるでしょうか?何であれ、あらゆることを知ることはできないのですから。
3. 終了!効果を感じる
肩の辺りに疲労を感じ、会議で入手した連絡先や情報を整理するのは明日にしようと考えます。本当にきつい一日でした。最終日が終わるとホッとしますが、同時に淋しい気もします。数日間にわたって毎日同じ顔を何時間も見ていたので、どこか物足りなさを感じるのです。もっと交流したかった、もっと多くのセッションに参加したかった、もっと多くのフォーラムに参加して分野の発展について議論したかった、と。
4. そして、今
振り返ってみて、今、私はこう思っています: 「次はいつだろう?」。私と同じタイプなら分かるかもしれませんが、次の日にはもう、次に参加する学会を探しているのです!
オイハネ・セレセダ氏は、工学分野の博士課程の学生です。この記事は、本人のブログMy story in a blogで2018年5月20日に公開されたものを、許可を得てここに再掲載したものです(元記事はこちらからご覧頂けます)。
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