今日の目標: パンデミック下の日記

今日の目標: パンデミック下の日記

[: この記事は、アグネス・ボサンケ(Dr. Agnes Bosanquet)博士が自身のブログ「The Slow Academic」で公開したものを、許可を得てここに再掲載したものです。]


この記事の内容はいたってシンプルです。この複雑な時期には、シンプルすぎる内容かもしれません。そしてこれは、混乱する世界を安全なところから見ていられる場所で書かれたものです。

平日と週末、仕事の日と休みの日、普通の日と特別な日。どんな日であっても、私は日々、同じ目標を持って生きています。

これらの平凡な目標は、セルフケアになりますし、生産性という呪文(数年先を見据えて逆算的に働くために、日々のタスクを達成するよう促すもの)への抵抗にもなります。また、人の話を聞き、さまざまな視点の文章を読むことで、私たちの複雑でデリケートな生活と世界について思案するための、私なりの手段でもあるのです。


1. 興味深い会話に参加する

在宅ワークを続けていると、ざっくばらんな、その場その場の交流が恋しくなります。最近はZoom(またはTeamsSkypeFaceTime、電話)を通したコミュニケーションが大半を占めているので、たまには、人の話を遮って自分の話をするような自由気ままな会話がしたくなります!(恥ずかしながら、私はすぐに人の話を遮って自分の話をしてしまうのです)。

ポジティブに考えれば、今は人の話を聴くことに集中できています。最近は、ソーシャルメディア、ポッドキャスト、ウェビナーで話を聴く機会が増えています。

生活範囲が限られ、家にいることが多い今は、さまざまな国の研究者の声を紹介している「Listening to the City in a Global Pandemic(パンデミック中の街の声を聴く)」のような記事が、世界を広げてくれます。BBCのポッドキャスト「The Documentary 」では、研究者ではない人の視点で、隔離や団結などをテーマにした説得力のある話が語られています。

今日は、所属大学のWidening Participationチームによる、新型コロナウイルス感染症が学生の学びに与える影響についてのプレゼンテーションを聴きました。被害を受ける学生に焦点を当てて、慈善団体・政府・大学などの視点で語られた話もありました。食料不足や人種差別、家庭内暴力などを経験した学生の話は本当に恐ろしいものでしたが、語り手たちは、希望を持って活動している人々です。


2. 美味しいものを食べる

私は今、アールグレイを片手に、娘が学校の調理実習で作ってくれたスコーンを食べています。

Scones made by my daughter along with some Earl Grey tea


3. 外に出る

最近は、学校まで歩いたり庭で時間を過ごしたりするのと同じくらい、気軽に外出できるようになってきました。(少なくなってきましたが)外出できない日は、窓から見える景色や机に飾っている松ぼっくり(同僚からのプレゼントです。リンダ、ありがとう!)を眺めて楽しむようにしています。

家族全員で、ハイキングやシドニーの街中での散歩を楽しむこともあります。2週間前には、友人たちとCallicoma Trackというハイキングコースを歩きました。先週は、シドニーから1時間ほどの海岸地帯で3日間を過ごし、強風が吹く崖の上を、波の音を楽しみながら歩きました(防寒していたので快適でした)。


4. 読書を楽しむ

私は一度に複数の本を読みます。「午前2時の本(真夜中に眠れなくなったときにKindleで読む本)」、伝記、小説、詩集、オーディオブック(ポッドキャストの代替として)など、さまざまな本を読んでいます。オーストラリアのNational Reconciliation Week2020年のテーマは「In This Together[共に乗り越えよう]」)や、(今年は延期になりましたが)NAIDOC weekや、Black Lives Matter運動を踏まえ、今は黒人作家の作品を読んでいます。

午前2時の本としては、ジャスティナ・アイルランド(Justina Ireland)のゾンビを題材にした名著『Dread Nation』を読んでいます。伝記はフランク・バーン(Frank Byrne)の『Living in Hope』(2018年にMost Underrated Book Award[もっとも過小評価された作品賞]を受賞した、1940年代に母親と生き別れになった少年の短くも濃厚な物語)、小説はアレクシス・ライト(Alexis Wright)の『Plains of Promise』(クリエイティブライティングの授業に備えて読まなければならない本の第1章を読んでから読むことにします)、詩集はキルリ・サウンダース(Kirli Saunders)の『Kindred』(ブログ「ANZ LitLovers」のおまけとしてもらったもので、セルフケア、母性、国などを題材とした詩集)を読んでおり、オーディオブックはブルース・パスコー(Bruce Pascoe)の『Dark Emu』(アボリジニやトレス海峡諸島に住む人々の植民地時代以前の農業、エンジニアリング、建築工事について書かれた本)を聴いています。

 Dread Nation Living in Hope Kindred

次に控えているのは、『On the Come Up』(ヤングアダルト小説)、タラ・ジューン・ウィンチ(Tara June Winch)の『The Yield』、ネディ・オコラフォ(Nnedi Okorafor)の『Binti』です(すでにKindleに入っているか、ベッドの横に積み上げられています)。ほかにもお勧めがあったら教えてください。


今月は、YouTubeHelen’s wordというチャンネルで紹介されている30 day Show Up and Write challengeを実践するため、「(できるだけ)毎日25分間、何かを書く」という目標を追加したいと思います。


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