研究論文でインパクトのある図を用意するための6つのアドバイス

研究論文でインパクトのある図を用意するための6つのアドバイス

図は言葉による記述よりもはるかにインパクトを与える強力な視覚ツールです。図を使うことは、研究結果を伝える効果的方法です。ここでは、インパクトのある図の作り方についていくつか役に立つアドバイスをしましょう。
 

1. 図のすべての部分がはっきりわかるようにします。標準的なフォントを使い、図のラベルが背景に対して読みやすいかチェックし、鮮明な画像にします。
 

2. 図が伝える重要なメッセージに読者の注意を向かせる、あるいは省略形や記号を説明するために、キャプションを使います。キャプションには実験の詳細を書いてはいけません。
それらについては、かわりに、論文の方法の節で詳しく述べます。


3. 図の中で重要な部分にはすべて名前をつけます。配線図や写真の各部、グラフやプロット図の中の軸、曲線、データ、などすべてです。


4. 画像や地図の中のスケール・バー、量的単位、地図/配線図のキャプション、地図の緯度と経度などの詳細は、すべて挙げること。


5. 被験者の写真を使う場合は、書面によるインフォームドコンセントを得た後にのみ、使用すること。


6. 図にどんな形式を使うか知っておくこと。たとえば、独立変数と従属変数が数値である場合は、直線図か散布図、従属変数だけが数値の場合は棒グラフ、比率の場合は棒グラフか円グラフを使います。


効果的な表の作り方についての6つのアドバイスも読みたいかもしれません。表と図の作り方についての一般的なガイドラインに関しては、図表の作り方についての6つのやさしいガイドラインをお読みください。

 

以下の記事では、科学的論文における図表作成に関する総合的なチュートリアルが用意されています。
研究成果の発表に効果的な図表の使い方

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