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質問: ジャーナルから追加研究を求められた場合の対応について
悩むのも無理はないと思います。論文を出版するためにさらに2~3年も待ちたくはないと思うのは当然でしょう。ただ、査読者の提案も妥当です。提案されたプログラムがどのように実施され、どのような効果をもたらすかを確認することは確かに興味深いことだと思われます。ご質問から、あなたが将来的にそのような研究を行いたいと思っていることは明らかです。したがって解決方法として考えられるのは、現在の研究を2部構成の研究の第1部として発表することです。査読コメントに対しては、「将来的にぜひプログラムを実施したいと思っているが、同じ参加者にプログラムを一定期間体験してもらい、フィードバックを受け取った上で、別の論文としてあらためて発表するつもりである」という回答が可能でしょう。この質問でご説明頂いたように、査読者にも現状を明確に伝えましょう。
もう1つの可能性は、研究の焦点をややずらすという方法です。例えば、教育プログラムの必要性や、どのようにその必要性を特定したかという点に絞って、アンケート調査や教育プログラムの案につなげていきます。そうすれば、教育の必要性が論文の焦点になり、提案したプログラムは1つのアイデアとして扱うことができます。これは単なる一例ですので、あなたが適切だと思う方向に焦点を変えることができます。指導教官や先輩の研究仲間に、どのように焦点を変えるべきかアドバイスを求めてもよいでしょう。それでも査読者が納得せず、論文がリジェクトされてしまったら、別のジャーナルに投稿しましょう。
