英文校正サービスを最大限に活用するには?

英文校正サービスを最大限に活用するには?

たいていの論文著者は、投稿前に論文を校正してもらいたいと思っています。学科長や同僚に論文を見直してもらう者もいる一方、友人の助けを求める者もいます。国際ジャーナルに投稿を考えているESLの著者は、専門の英文校正会社に依頼することがよくあります。多くの研究者にとって、こうした校正サービスはかなりの出費になり、校正会社から戻って来た論文の質も、掲載される、されない(あるいは掲載の遅延)を決める要因になりえます。そこでここでは、英文校正サービスを最大限に利用するにはどうしたらいいか、いくつかアドバイスしましょう。

 

  • 可能な限り最高の論文を送りましょう
    英文校正者は常に締め切りを設けて仕事をしており、非常に熟練した良心的な校正者であっても、一つの論文に限られた時間しかかけることができません。ですから、校正者に送る前に、論文の中で修正できるところはすべて修正しておくのがベストです。(例えば、スペースがない/余分にある、見出しのスタイル、本文中の引用と引用文献の一致など)
    言語表現について自分でも学び、英語で文を書く時の「主語‐述語‐目的語」という簡単な構造を知っておきましょう。このようにすれば、校閲者は、著者が意図していることを簡単に推測し、間違いを正し、うまく表現できていないこと(例えば、単語の選択や文の組立て)に集中して取り組むことができるのです。
     
  • 先を見越し、前もって指導を求めましょう
    あまりよく知らない専門用語はありませんか? 
    文が自分の意味していることをきちんと伝えているだろうか疑問に思っていませんか? 
    もしそうなら、校閲者に前もって言っておきましょう。そうすれば校正者も、問題があるかどうか考えて時間を無駄にすることもなく、すぐに著者に結果を渡すことができます。
     
  • 質問しましょう
    良い校正サービスであれば、校正後の文書に対する著者の疑問点に対処する、しっかりとした機関があります。この機関を利用して、文書で修正された箇所を明確にし、校正者から学びましょう。この経験が、次回論文を準備する時にも役に立つでしょう。
     
  • 完全な情報を提供しましょう
    効果的な校正を行うのに必要な情報はすべて校正者に提供するようにします。例えば、文書をジャーナルのガイドラインにしたがった体裁にするよう校正者に依頼する場合、ジャーナル名だけでなく投稿の種類(contribution type;訳注:Review、Article、Letterなど)も伝えるようにしましょう。実際、論文の書式設定をしてもらうことを望んでなかったとしても、アブストラクトの字数制限を指定すれば、校正者も字数制限を超えずに校閲できるでしょう。すべてを伝えることで、研究者自身にとっても投稿前の仕事が簡単になるのです。
     
  • 校正者にフィードバックしましょう
    校正者が専門用語を間違える、または依頼者の特殊な専門領域の慣例を順守していないということはありませんか? もしそういうことがあれば、校正者にそのことを伝えましょう。教えてもらい感謝するでしょうし、問題となっている文(複数の文)に対しもっと合った言い回しを挙げ、この情報に留意して、今後はどの校正者を担当にするか決めてくれるでしょう。さらに、校正者による修正が間違っていると思っているとしたら、そうした懸念を伝えることで、校正者もなぜ変更したかを明確にすることができ、校正者にも変更する論理的な理由があるということがわかるかもしれません。校正者の説明に納得がいけば、変更箇所をそのままにすることもできます。同時に、こうしたやり取りをおこなうことで、校正者は今後、同じような争点については忘れずにコメントを挿入して説明を加えるようになるでしょう。


とはいえ、フィードバックは批判だけに限らないことです。校正者が直した文書の特定の部分が心から気に入っているのでしたら、そのことも伝えましょう。そうすることで、校正者は今後も、首尾一貫した校正になるよう格段の注意を払い、今回と同様のすばらしい経験ができるようにしてくれるでしょう。
 

  • プロセスを覚えておきましょう
    論文の準備とは一般に、同じことを繰り返すプロセスであり、たった一回の校正をすれば掲載可能な原稿になると期待はできないかもしれません。ですから、校正者と取引をしていると考えるのではなく、協同関係にあると考えたほうがよいです。論文をベストなものにするために、質問や校正のやり取りを通じて、校正者と一緒にがんばっていきましょう。こうしたことが可能なのは、論文を形にする過程で、論文を準備し校閲するのに十分な時間を考慮した場合だけです。最後に、査読者のコメントに答え論文を修正して再投稿する時は、もう一度、校正者へ依頼することを検討してみてください。

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