カクタス・コミュニケーションズ、研究活動を支援する「研究支援AI・テクノロジーカオスマップ2023」を初公開

~AIとテクノロジーの力で研究の生産性を向上
– 全12カテゴリーで研究活動をサポートする最新ツールを一挙公開~

日本発:科学コミュニケーションおよびテクノロジー分野で世界的に活動するカクタス・コミュニケーションズ株式会社は、研究者が最新のAIツールやテクノロジーツールを活用し、研究活動の効率化や生産性の向上につなげるための「研究支援AI・テクノロジーカオスマップ2023」を初めて公開しました。カオスマップは以下のボタンからダウンロードしていただけます。

ChatGPTをはじめとする生成AIへの社会的関心の高まりに加え、カクタス・コミュニケーションズが行った研究者を対象とする調査(2023年5月)※で、2人に1人が週に複数回から毎日AIツールを利用すると回答するなど、研究支援分野におけるAI・テクノロジーサービスのプレゼンスが向上していることから、実態把握と研究者のAIツール活用促進のために当カオスマップを作成いたしました。

このカオスマップでは、大学・研究機関や研究者が研究活動の質や効率を向上させるための最新AIツールやテクノロジーツールを網羅し、12カテゴリーに分けて紹介しております。

研究支援AI・テクノロジー カテゴリー

・文献検索
・研究データの可視化
・プロジェクト管理
・論文執筆
・研究費獲得・研究プロポーザル作成
・文献情報管理・リファレンス作成

・文献レビュー
・論文投稿
・研究データ管理
・研究データ分析
・研究スキルアップ
・研究情報発信・アウトリーチ

AIツールは一般の方が日常的に利用できる汎用性の高いツールと、利用目的が明確化された専門性が高いツールの二極化が進行していることから、一般的な汎用性が高いAIツールと、特定の課題を解決するための専門性が高いAIツールを併せて掲載いたしました。

※調査:「AIは有力な補助ツール、だが専門家レビューは欠かせない」カクタス・コミュニケーションズ、研究者のAIツール使用実態と課題についての調査結果を発表
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000006186.html

カクタス・コミュニケーションズ 日本法人代表取締役 湯浅 誠 コメント

私たちカクタス・コミュニケーションズは、長年、研究者の論文投稿を支援するブランド、エディテージを通じて研究者の論文執筆や研究情報発信をサポートしてきました。また、研究者のコスト・時間の削減と研究環境の改善により貢献するべくAI・テクノロジーの開発にも投資を行い、自社のAI開発チームにより、
Paperpal :英語論文の校正
Mind the Graph :科学インフォグラフィック作成
R Discovery :先行研究の検索と情報収集
といったAIツールの開発・提供を行っています。これらのサービスを通じて、日本の貴重な研究成果が発表され、埋もれることなく専門家と一般の人々に読まれ、科学技術の発展に役立つよう支援を行っています。

今回のカオスマップ公開は、自社プロダクトに限らず、世界中の研究支援企業が開発・提供するテクノロジーの存在を伝え、一人でも多くの人の研究活動に役に立ちたいという想いから実施いたしました。研究活動は「極めて高度」かつ「セキュリティが必要不可欠」です。研究者の方々には、アカデミアに造詣が深い企業が提供する安全なツールを選んで、積極的に利用してほしいと考えています。AIやテクノロジーは便利であるものの、発展途上であり、それだけで仕事が完結するものではありません。今後ますますサービスの質が向上し、AIのダイバーシティ(多様化)が進行していく中で、利用者も用途目的に合ったAIサービスと専門家、エキスパートサービスとをうまく併用して、研究クオリティと生産性を同時に実現することが理想だと考えています。カクタス・コミュニケーションズは一人でも多くの研究者が低コストで快適に研究し、科学の発展に貢献することを望み、今後も支援を続けてまいります。

※カオスマップは全てのAI・テクノロジーツールを網羅しているものではございません。
利用の際には各自の責任の範囲にてご利用ください。

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この記事を書いた人

エディテージはカクタス・コミュニケーションズが運営するサービスブランドです。学術論文校正・校閲、学術翻訳、論文投稿支援、テープ起こし・ナレーションといった全方位的な出版支援ソリューションを提供しています。

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