エディテージの若手研究者支援プログラムは、自身の研究によって社会にインパクトを与えたいと願う若手研究者に、経済的支援、メンターシップ、キャリアガイドを提供することを目的としています。

若手研究者がキャリアを形成する過程には様々な困難がありますが、その過程において周囲のサポートを十分に受けられないことも稀にあります。そこで私たちは本支援プログラムを通じて、将来性のある研究者が複雑な研究環境に対応しながら自立し、リーダーシップを発揮できるようになることを目標としています。

この支援プログラムでは、5名の受賞者に研究活動に関わるすべての費用に充当できる助成金として100万円が授与されます。この費用は論文執筆に限らず、調査や学会出席のための渡航費、物品の購入など用途を問わず利用していただけます。

2022年度エディテージ・グラントは終了いたしました。来年度以降の助成金プログラムは決まり次第本ブログおよびエディテージサイトにてご案内予定です

若手研究者支援プログラム

一次選考を通過した応募者の方には、エディテージ設立20周年を記念した特別プログラムとして、2023年5月までの間、研究者としての成功をサポートするためのツールや、エディテージが独自に開発した研究者のためのプラットフォームを提供します。

助成対象者

以下の全ての条件を満たす方が対象となります。


年齢
2022年11月1日の段階で、満年齢が22歳以上40歳以下であること。

経験
修士号またはそれに相当する高等研究課程を修了していること。

研究活動
応募書類及びエッセイに記載された研究活動は、過去3年以内に実施・管理されたものであること。

これまでに論文を投稿していない方や、資金援助を受けていない方、または2023年4月26日までの過去365日間に資金援助を受ける予定のない方が優先されます。

助成金の分配について

全応募者の中から20名のファイナリストを選出します。上位5名には助成金100万円が授与されます。また、次点の15名には、合計10万円分のエディテージサービスクーポンが贈呈されます。

主なスケジュール

応募方法

1. 応募の最終締め切りは、2023年2月28日20時59分です。
2. エッセイに記載された研究活動は過去3年の間に応募者自身が実施・管理したものであること。
3. エッセイは2,000単語以内で、英語で書かれたものであること。内容のみを評価し、英語のクオリティは問いません。(アメリカ英語またはイギリス英語いずれも可。)
4. エッセイには、以下の内容を含めてください。
(1)どのような本質的な問題、課題、地域社会のニーズに取り組もうとしているのか。
(2)この問題の解決に向けて取り組む動機は何か。また、解決できると考える根拠は何か。
(3)エディテージからの100万円の助成金は、目標に近づくために、どのように役立つか。
(4)これまでの研究者としての実績は何か。また、5年~10年後の目標は何か。

書類選考方法

応募書類は二段階で審査されます。
(1) 応募書類審査
(2) 選考委員会による審査,選考結果はEメールにて通知されます。最終選考に残った候補者の方には、事前にZoomで英語インタビューの練習サポートをご提供します。

インタビュー・プレゼンテーション (英語)

インタビュー及びプレゼンテーションを英語で行っていただきます。

スライドは事前にご用意の上、インタビュー冒頭でプレゼンテーションをしていただきます。インタビューでは、応募書類、エッセイ、プレゼンテーションが審査の中心となります。選考委員会は、エッセイの構成や明瞭さ、学術的な質と意義といった一連の基準にわたって評価します。

受賞者の決定

最終的な受賞者は選考委員会によって決定の上、2023年4月に通知予定です。

結果発表

受賞者の方々のために、会場での表彰式を予定しています。

選考委員会

写真をクリックすると、各審査員のインタビューページをご覧いただけます。

湯浅 誠

ブランディング部長兼日本法人代表取締役

岩崎 渉

東京大学 大学院新領域創成科学研究科 先端生命科学専攻 教授

隠岐 さや香

東京大学 大学院教育学研究科 総合教育科学専攻(基礎教育学コース) 教授

岸村 顕広

九州大学 大学院工学研究院 応用化学部門 准教授

早野 元詞

慶應義塾大学 医学部 精神・神経科学教室 特任講師

原山 優子

東北大学大学院工学研究科名誉教授、日本科学振興協会(JAAS)代表理事、ISCフェロー

ヴィカス ナラン

最高執行責任者

よくあるご質問

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