日本の若手研究者向け助成金プログラム「エディテージ・グラント 2024」(Editage Grant 2024)の応募を開始

エディテージ・グラント2024

~20人の若手研究者に、プロジェクト始動の助成金として総額750万円を提供~

日本の若手研究者を支援する助成金プログラム「エディテージ・グラント 2024」(Editage Grant 2024)への応募を本日より開始しました!

「エディテージ・グラント」は、自身の研究によって社会にインパクトを与えたいと願う若手研究者に、経済的支援、メンターシップ、キャリアガイドを提供することを目的としています。

エディテージ・グラント公式サイト:  https://www.editage.jp/blog/grant/

若手研究者がキャリアを形成する過程には様々な困難がありますが、その過程において周囲のサポートを十分に受けられないことも稀にあります。当社では本支援プログラムを通じて、将来性のある研究者が複雑な研究環境に対応しながら自立し、リーダーシップを発揮できるようになることを目標としています。

昨年実施された「エディテージ・グラント2023」に続き、第2回目となる今年の支援プログラムでは、研究活動に関わるすべての費用に充当できる助成金として100万円が5名の受賞者に授与されます。さらに最優秀賞者には、追加で100万円の、総額750万円の助成金が授与されます。この費用は論文執筆に限らず、調査や学会出席のための渡航費、物品の購入などの用途を問わず利用していただけます。

カクタス・コミュニケーションズ日本法人代表取締役である湯浅誠は、「エディテージ・グラント 2024」について次のように述べています。

「エディテージ・グラント 2024は前回よりもより多くの方に知ってほしいとの思いで2月から事前登録を開始しましたが、予想を上回るご登録をいただき、改めてこの様な研究者に向けた支援の必要性を感じました。これから結果が発表される9月までは、応募者の方はエッセイの作成やインタビューと言った選考プロセスにご参加いただくことになります。この一連の過程を通して若手研究者の方々が改めて自らの研究や将来のキャリアプランについて見成すきっかけになる共に、弊社からの助成金、そしてEditage及び様々な学術AIツールが利用可能なEditage All Access Packの提供が今後の研究をする上で支援となり、将来的にはこのグラントをきっかけに一人でも多くの学術界のグローバルリーダーが生まれてくれればと考えています。」

「エディテージ・グラント 2024」支援内容

  • エディテージ・グラントの大賞受賞者5名に100万円を贈呈。また、5名中最優秀賞1名にはさらに100万円(合計200万円)を贈呈。
  • 次点15名に現金5万円+5万円分のサービス券(合計10万円相当)を贈呈。
  • 入賞者20名全員に「Editage All Access Pack」ライセンス(1年間)を贈呈。
  • 一次選考を通過した全員に割引クーポンを贈呈。

対象者

以下の全ての条件を満たす方が対象となります。
・年齢:2024年11月1日の段階で満年齢が22歳以上39歳以下であること。
・経験:修士号またはそれに相当する高等研究課程を修了していること。
・研究活動:応募書類及びエッセイに記載された研究活動は、過去3年以内に実施・管理されたものであること。
※これまでに論文を投稿していない方や、資金援助を受けていない方、または2024年4月1日までの過去365日間に資金援助を受ける予定のない方が優先されます。

審査スケジュール

・応募開始: 2024年4月1日00時01分から
・応募締切: 2024年6月30日20時59分まで
・インタビュー: 2024年8月中 (予定)
・最終結果通知: 2024年9月中 (予定)

選考について

・応募書類:以下の二段階で審査されます。
(1)応募書類審査 20名選考
(2)選考委員会による審査 10名選考
※選考結果はEメールにて通知されます。

・エッセイ:構成や明瞭さ、学術的な意義といった一連の基準にわたって評価します。

・インタビュー・プレゼンテーション:選考委員会による審査によって選ばれた10名の方にはインタビューを行い、その後、プレゼンテーションを行っていただきます。

エッセイについて

・エッセイに記載された研究活動は過去3年の間に応募者自身が実施・管理したものであること。
・エッセイの長さは4000字程度までで、指定された項目の順番で書かれたものでなければいけない。
・エッセイは、以下の項目を順番に含めること。それぞれの項目に字数制限は無いものとする。
(1)どのような問題、課題に取り組んでいるか。またその問題・課題は社会においてどのような意味を持つのか。
(2)この問題、課題を解決しようとする動機は何か。また、それを実現できると信じている理由は何か。
(3)これまでどのようなことをしてきたのか。また、今後5年~10年で達成できる目標。
(4)100万円の助成金があなたの目標達成に向けてどの様に役立つか。

結果発表・受賞者の決定について

・最終的な受賞者は選考委員会によって決定の上、個別に通知予定です。
・受賞者の方々のため、2024年10月中に都内で授賞式を予定しています。
※グラント関連の発表に際し、受賞者の名前とご所属は公表されますのであらかじめご了承ください。

選考委員会について(順不同・敬称略)

  • 湯浅 誠(ブランディング部長兼日本法人代表取締役)
  • 岩崎 渉(東京大学 大学院新領域創成科学研究科 先端生命科学専攻 教授)
  • 隠岐 さや香(東京大学 大学院教育学研究科 総合教育科学専攻(基礎教育学コース) 教授)
  • 岸村 顕広(九州大学 大学院工学研究院 応用化学部門 准教授)
  • 早野 元詞(慶應義塾大学医学部整形外科学教室 特任講師 )
  • 原山 優子(東北大学大学院工学研究科名誉教授、ISCフェロー)

エディテージについて ( https://www.editage.jp/)

エディテージ (editage.com) は、2002年に創業し、英文校正、翻訳、文字起こし、出版支援サービスを通じて、2,000を超える分野において、50万人以上の研究者が学術誌に研究論文を発表する支援を行ってきました。その数はおよそ200万件に及びます。エディテージは、科学コミュニケーションズ&テクノロジー企業であるカクタス・コミュニケーションズ (cactusglobal.com)のブランドです。 カクタスは、エディテージ、カクタスライフサイエンス、リサーチャー.ライフ、インパクトサイエンス、ペーパーパル、カクタスラボというブランド名で開発された革新的な製品やサービスを通して、研究者、大学、出版社、学術団体、ライフサイエンス組織の問題を解決します。カクタスは、プリンストン、ロンドン、オルフス、シンガポール、北京、上海、ソウル、東京、ムンバイにオフィスを構え、世界中に3,000人以上の専門家を有し、190カ国以上の国々にお客様がいらっしゃいます。 カクタスは、ワークプレース・ベストプラクティスにおけるパイオニアと認められ、この数年間上位にランクインしています。

カクタス財団について( https://cactusglobal.com/jp/impact/cactus-foundation/)

 カクタス財団は、国連による持続可能な開発目標(SDGs)に沿ったカクタス・コミュニケーションズによる事業で、研究者たちが研究を通じて成長し、グローバルな影響を生み出す支援をすることを目的にしています。当財団は、助成金、ビジネス支援、教育、その他の取組みを世界の研究団体および次世代の意欲ある研究者たちに提供することにより、公正かつ公平で包括的な社会を構築するために設立されました。当財団は、生活の質の向上と人間社会のさらなる繁栄に貢献することを目的としています。当財団は、社会の問題を解決するために、外観だけでなく実際に影響を及ぼすような意義ある変革をもたらすことができるよう邁進していきます。

カクタス・コミュニケーションズ株式会社について( https://cactusglobal.com/jp/ )

カクタス・コミュニケーションズは、2002年に設立された科学コミュニケーションとテクノロジーの会社です。カクタスは、Editage、Cactus Life Sciences、Researcher.Life、Impact Science、Paperpal、Cactus Labsなどのブランドのもとで開発された革新的な製品とサービスを通じて、研究者、大学、出版社、学術団体、ライフサイエンス組織の問題を解決します。カクタスは、プリンストン、ロンドン、オーフス、シンガポール、北京、上海、ソウル、東京、ムンバイにオフィスを構え、3,000人以上の専門家を擁するグローバル企業であり、190カ国以上の顧客を有しています。カクタスは、職場におけるベストプラクティスのパイオニアとして、ここ数年、常に「働きがいのある会社」にランクされています。

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この記事を書いた人

エディテージはカクタス・コミュニケーションズが運営するサービスブランドです。学術論文校正・校閲、学術翻訳、論文投稿支援、テープ起こし・ナレーションといった全方位的な出版支援ソリューションを提供しています。

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