包括的な英語チェックで研究論文の質を高める

包括的な英語チェックで研究論文の質を高める

英語は科学の言語として広く認められており、出版されている論文の9割以上が英語で書かれています。1 これは、英語を母語としない著者の研究が広く認知されるには、国際的な英語のジャーナルに掲載される必要があることを意味します。さらに、そのようなジャーナルのリジェクト理由の上位にいつもあげられるのが、言語面での質の低さです。そのため、多くの場合、英語が母語ほど流ちょうでない著者は、自分の原稿を国際的なジャーナルへ投稿するために、プロの英文校正サービスに言語チェックを頼らざるをえません。
しかし、近年のAIライティングツールの急速な発展により、執筆中にリアルタイムで自動化された英語チェックを受けられるようになりました。市場にでまわる他の一般的な単語・言語チェックの自動ライティングツールとは異なり、Paperpalは、英語を母語としない著者が研究論文を質の高い英語で書けるよう設計されています。

アカデミックライティングの質を高めるためにPaperpalが提供する、5つの包括的な言語チェックについて詳しく見てみましょう。

文法と語彙の修正

PaperpalのAIエンジンは、英語を母語としない著者によって書かれた学術文章に対して、プロの編集者が行った何十億もの校正をもとに訓練されています。したがって、言語チェックと提案は基本的な文法だけでなく、アカデミックな文脈のなかでの適切な言葉遣いもカバーしています。

言い換えの提案

基本的な文法の提案だけでは、とくに専門的な文脈のなかで、明瞭かつ読みやすい文章にするには不十分な可能性があります。そのような場合、Paperpalは英語をチェックし、アイデアが明瞭かつ簡潔に表現されるよう、文章の大幅な再構成を提案します。

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アカデミックライティングの慣例

アカデミックライティングは独特の慣例に従いますが、とくに英語を母語としない著者にとって、その慣例を完全に把握するのは容易ではないかもしれません。Paperpalは、大半のジャーナルが期待する標準的なアカデミックライティングの慣例から逸脱している場合、「フラグ」をつけて情報を示します。

一貫性チェック

文章を書く際、つねに正解と不正解があるわけではありません。さまざまな文体要素があるということは、表記方法もさまざまであることを意味しますが、重要なのは、ひとつの文書のなかで表記に一貫性をもたせることです。Paperpalの一貫性チェックは、ある要素に対して異なった表記がされている場合、警告を示すよう設計されています。著者は必要に応じて修正をすることで、好みの文体で統一した文章を仕上げることができます。

ライティングの「ヒント」

英語を母語としない著者には、よくあるライティングの間違いについての詳しい説明が役に立ちます。Paperpalの言語チェックでは、現在作成中の文章の特定の問題を修正するだけでなく、今後そのような間違いを避けられるよう、簡単な説明と例を用いた具体的なライティングの「ヒント」も示します。

Paperpalは100,000人以上の著者のアカデミックライティングの向上を支援してきました。また、世界のトップ出版社9社が、著者が投稿前に技術面および言語面でのチェックを行い、原稿を推敲できるよう、Paperpalを頼っています。研究論文を書いている方や論文投稿の準備をしている方は、是非Paperpalをお試しください!

参考文献

  1. Ramírez-Castañeda V. Disadvantages in preparing and publishing scientific papers caused by the dominance of the English language in science: The case of Colombian researchers in biological sciences. PLoS ONE 15(9): e0238372 (2020). https://doi.org/10.1371/journal.pone.0238372
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この記事を書いた人

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