AI利用の透明性に関する声明書
以下は、エディテージが提供する英文校正サービスに関連する声明書です。
エディテージでは、ご依頼いただく論文の明確性とインパクトを高めるスキルを持ち、各分野での高い資質と豊富な経験を備えた専門家チームを擁していることを誇りとしています。お客様の論文発表までの道のりにおいて、知的コンテンツ、明確さ、論理的な流れに着目した改善提案を行い、論文の価値をさらに高めることが、エディテージの専門家たちの主な役割だと考えます。加えて、書式やスタイル、倫理面に関する論文発表の要件を遵守する支援も重要な役割であり、その役割を達成するには論文発表や査読の経験、対象分野の専門知識、深い洞察力、健全な判断力が求められます。エディテージでは専門家たちがスキルと専門知識を効果的に発揮できる環境を提供し、お客様に最高品質のサービスを実感していただけるよう、継続的にワークフローの最適化を行っています。
その一環として、分野特化型の大規模言語モデルと高度な自然言語処理技術およびAIアルゴリズムを活用したフレームワーク(以下「当社AIフレームワーク」)を開発いたしました。これは、専門家による作業前の事前処理工程で、基本的で反復的な作業(文法、スペル、句読点、構文におけるエラーや不致の修正など)を行う目的を持ちます。当社AIフレームワークは拡張性を考慮して独自に開発した技術により動作し、エディテージシステムを補完する他社開発のテクノロジーとの統合を可能にしています。なお、統合の対象となる他社開発のテクノロジーは、エディテージにとって戦略的価値があり、当社の厳格なガバナンスおよび品質基準に合致するものと限定しております。さらに、事前処理工程で行われるすべての修正は、各分野に精通した専門家により丁寧にチェックされます。その上で、専門家が学術英文校正のより高度な側面に取り組むことで、品質基準を満たすことを確保しております。
事前処理工程を通して、ルールに基づく反復的な側面(スペルミスや文法の間違い)を解消することで、校正プロセスの早い段階で品質のベースラインを確立し、人的エラーのリスクを最小限に抑えられます。事前処理工程でなされた修正が正確であり、元のコンテンツの正確さと意図が保持されていることの確認は、エディテージの専門家により精査されます。さらに、専門家による校正工程で事前処理済みの原稿を使用することで、専門家がお客様のコンテンツにより深く関与し、質の高い包括的なフィードバックを提供することを可能にします。これにより、原稿の質の向上とサービスの価値の最大化を可能にします。
上記の通り、当社ではテクノロジーを活用していますが、同時に学術内容の校正において最も重要な側面は、機械ではなく人間の専門家に委ねるのが最善であると考えております。当社AIフレームワークを通じて、人間の専門知識をテクノロジーが増強すると当社が確信している理由を以下でご説明します。
| 学術英文校正の側面 | 当社AIフレームワークによる事前処理 | エディテージの専門家 |
|---|---|---|
| 文法、句読点 | 文法、句読点、構文の基本的な修正* | |
| スペル、プルーフリーディング | 一貫性のなさやミスの基本的な修正* | |
| アドバイスや提案の提供 | 文法、句読点、スペル、構造やコンテンツの流れに関するアドバイスや提案* | |
| スタイルの順守 | ||
| 分野特有の専門用語と表現 | ||
| 構造、論理、流れ | ||
| 詳細なフィードバック | ||
| 研究の技術的レビュー |
*エディテージの専門家は、事前処理工程で追加されたすべての修正とアドバイスを検証し、改良を行います。こうした改良作業を行った後、より高度な観点より学術英文校正を行い、高い品質基準を満たす原稿を保証します。
倫理的で責任あるAI使用への弊社の取り組み
エディテージは、サービスにおけるAIの責任ある倫理的な使用にコミットしております。出版倫理に基づき、顧客の信頼を裏切らない、業界のベストプラクティスを反映するプロセスを確保するため、定期的かつ継続的なレビューを実施しております。当社では、AIモデルの学習に顧客データを使用することはありません。また、サービス提供におけるAIの使用はあくまで補助的な用途に限られています。
よくある質問
- 01
原稿の英文校正にAIを使用していますか?
エディテージの英文校正サービスの主力を担うのは、今後も人間の専門家です。ただし、基本的なミスの修正には、校正作業前の事前処理工程の一環として当社AIフレームワークを活用しています。事前処理工程は、反復的でルールに基づく側面(文法、スペル、句読点、構文などに関する間違いや不整合)を処理するもので、対象分野の専門家が詳細な英文校正を行うための準備工程です。専門家たちは、前処理済みの原稿を精査し、修正内容を確認した上で、対象分野における豊富な専門知識と論文出版の経験を活かした高度な編集作業を行います。 - 02
事前処理によって原文の意図が変更されてしまうことはありますか?
いいえ、事前処理によって原文の意図が変更されることはありません。事前処理工程における修正は、スペル、文法、句読点、構文等のエラーを正すもので、意味を変更することはありません。さらに、事前処理工程で行われたすべての修正が、文脈上適切で、元の意味を保っているか、専門家による綿密な確認作業も行います。なお、原稿に加えられた修正の履歴は、お客様の最終承認をいただくためにすべて記録されます。 - 03
AIコンテンツ検出ツールとはどのようなツールですか?信頼性や正確性が高いものですか?
AIコンテンツ検出ツールは、言語分析と統計的指標を使用して、AIによって生成されたテキストを識別するものです。不自然な表現や、文の構造と長さに関するバリエーションの少なさ、不自然に丁寧な言い回し、特定の文脈でその単語の使い方がどの程度「予想どおり」または「予見可能」なものかなど、AIで書かれたテキストによくあるパターンを検知します。
AIコンテンツ検出ツールの性能は向上の一途をたどっており、コンテンツ作成における透明性を高めることが見込まれます。しかし、現在のところは信頼性に欠け、誤検出あるいは検出漏れの結果が生じる可能性があります。こうしたツールの結果は、アルゴリズムの違いや、AIモデルの進化、検出アルゴリズムが特定のAIモデルに持つ適合性、不明瞭または不十分な表現を含む文章の曖昧さ、AIと人間の記述パターンの類似性、感度と特異度のトレードオフなどによって、大きく変化します。 - 04
私の原稿が事前処理を含むワークフローで校正された場合、AIコンテンツ検出ツールを使ったチェックに引っかかる可能性はありますか?
いいえ、事前処理工程を含むプロセスで英文校正されただけの原稿に対してAIコンテンツ検出が作動することはありません。当社AIフレームワークは基本的なエラーの修正のみを行うよう最適化されており、新しいコンテンツを生成することはないためです。繰り返しになりますが、事前処理工程での修正は、原文との一貫性が維持されるよう、専門家が細心の注意を払って確認作業を行います。AIコンテンツ検出の結果は、多くの場合、原文の執筆時にAIが使用されたかどうかに左右されます。
オリジナル原稿の準備にAIを使用されていない場合、原文の構造とスタイルはそのまま残るため、基本的なエラー(スペルミスや文法の誤り)を正す修正を行うことでAIコンテンツ検出テクノロジーにAIコンテンツと見なされる可能性は低いです。
オリジナル原稿の準備にAIを使用された場合(意図することをより分かりやすく伝える文章にするための使用など)、潜在的なAIコンテンツのパターンが原文に残る可能性があり、校正されたテキストがAIコンテンツ検出テクノロジーによりフラグ付けされることがあります。原文内の潜在的なAIパターンを識別し、解消する作業は、当社の専門家による英文校正サービスに含まれていません。したがって、事前処理工程で行われる文法や構文の修正がAI検出スコアに影響を与える可能性は低いものの、元のテキスト内の潜在的なAIパターンによって、AI検出スコアが高くなる可能性があります。従って、原文を準備するためにAIを使用された場合、第三者開発のAIコンテンツ検出テクノロジーによる結果には責任を負いかねます。 - 05
エディテージではどのようにしてデータの安全性を確保していますか?
当社AIフレームワーク内で使用するテクノロジー及び英文校正プロセスが、厳格なデータ保護基準に合致することを確保するため、定期的なレビューを行っています。弊社は、すべてのプロセスにおいて、顧客情報の安全性を保証しています。
● お客様のデータは、送信時および保存時に暗号化され、厳格な機密保持プロトコルの下で処理されます。
• 当社開発のAIモデルがお客様のコンテンツやデータを学習に使用することはありません。基本的な言語の間違いを修正する目的のために使用されており、新しいコンテンツの生成は行いません。AIモデルの学習には、厳格なプライバシーポリシーで保護された独立したデータセットを使用しています。
● 当社は、ISO/IEC 27001:2022認定のセキュリティシステムを使用しており、定期的なセキュリティ監査と監視を実施しています。
• 当社のアクセス制御は、お客様のデータを表示または処理できるユーザーを制限しており、お客様のデータが許可のない第三者に共有されることはありません。
● お客様の原稿の所有権は常にお客様にあります。プロセスの透明性を確保し、お客様から最終的な確認と承認をいただけるよう、原稿に施した修正を履歴として記録した状態で原稿をお返しいたします。 - 06
エディテージのAI使用について懸念点がある場合の連絡先について
customercare@editage.comまでご連絡ください。当社AIフレームワークに関するあらゆるご質問にご対応いたします。