エディテージ・グラント2025次点を受賞-林田 健志さんにインタビュー

エディテージ・グラント2025にて次点を受賞した林田 健志さんに、入賞した喜びやご自身の研究について、グラントに応募して感じたことなどを語っていただきました。

林田 健志さんプロフィール
Kenji Hayashida

2021年-2023 年 筑波大学大学院 数理物質科学研究群 応用理工学学位プログラム 博士前期課程 修了
2023年-現在 筑波大学大学院 数理物質科学研究群 国際マテリアルズイノベーション学位プログラム 博士後期課程 (D3)
2025 年-現在 日本学術振興会特別研究員 (DC2)

普段はランニングをしたり、研究室メンバーと毎日料理して夕飯食べたりしている。

Kenji Hayashida

受賞した研究内容について

私は現在、“燃料電池”という、水素と酸素から電力を生み出すデバイスの材料に関する研究に取り組んでいます。燃料電池では通常、高価な白金触媒が必要ですが、私はそれを安価で持続可能な炭素材料で代替するための基礎研究を行っています。特に注力しているのは、触媒そのものを作ることではなく、反応のメカニズムや触媒の物性・原理を解明することです。こうした基礎学理の理解を深めることで、将来的により効率的で持続可能な燃料電池材料の開発につなげたいと考えています。

エディテージ・グラント2025次点を受賞して

このたび、エディテージ・グラント2025で次点を受賞することができ、大変うれしく思います。
今回はエッセイ形式という、普段の申請書とは異なる形での挑戦でしたが、このように評価していただけたことを大変光栄に感じています。
今年度からは博士号を持つ一研究者として、さらに研究に邁進するとともに、自身の成果を社会につなげられるよう努力を続けてまいります。

エディテージ・グラントに応募した理由

研究者向けの情報や公募案内を日頃からチェックしている中で、エディテージ・グラントの存在を知りました。これまでの申請書とは異なり、自分の思いを自由に表現できるエッセイ形式で応募できる点、そして熱意さえあれば分野を問わず評価してもらえる点に強く惹かれました。私は自身の研究に加え、基礎研究の知見を活かしてチームでスタートアップにも取り組んでおり、こうした思いを自由に込めて発信できる絶好の機会だと感じ、今回の応募を決意いたしました。

グラントへの応募にあたり、苦労したことや工夫したこと

グラントに応募するにあたり、特に工夫したのは研究内容と自分の熱意を、エッセイという形式で的確に伝えることでした。分野が広いこともあり、細かすぎる専門的な話に偏らず、研究の深みや意義を伝えつつ、誰にでも分かるように説明することを意識しました。また、研究の背景や自分の思いも盛り込み、単なる研究紹介にとどまらない文章に仕上げました。その結果、振り返るとかなり熱い文章になっていますが、当時は思い切って自分の気持ちを前面に出して提出しました。

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この記事を書いた人

2002年に設立された、カクタス・コミュニケーションズの主力ブランドであるエディテージの目指すところは、世界中の研究者が言語的・地理的な障壁を乗り越え、国際的な学術雑誌から研究成果を発信し、研究者としての目標を達成するための支援です。20年以上にわたり、190か国以上の国から寄せられる研究者の変わり続けるニーズに対応し、研究成果を最大限広く伝えられるよう、あらゆるサポートを提供してきました。
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