エディテージ・グラント2025最優秀賞を受賞-米澤 宏隆さんにインタビュー

エディテージ・グラント2025にて最優秀賞を受賞した米澤 宏隆さんに、最優秀賞を受賞した喜びやご自身の研究について、グラントに応募して感じたことなどを語っていただきました。

米澤 宏隆さんプロフィール
Hirotaka Yonezawa

平成25年4月 石川県立中央病院 初期臨床研修医
平成29年10月 金沢大学附属病院(整形外科) 医員
令和4年4月 厚生労働省保険局医療課(人事交流)
令和6年8月 金沢大学大学附属病院(救急部) 特任助教(現職)

現在は、金沢大学救急科 特任助教として勤務。実務としては、救急科と整形外科の臨床業務を半分ずつ行っている。趣味はスポーツ観戦。

Hirotaka Yonezawa

受賞した研究内容について

私は現在、2024年1月1日に発生した能登半島地震によって、医療機関や高齢者入所施設等にどのような影響があったかについて調査・研究を行っております。具体的な調査内容の1つとしましては、被災され外傷を負った方等、どのような医療機関で、どのような治療が、どれくらいの期間において実施されたかについて調べております。

エディテージ・グラント2025最優秀賞を受賞して

本当に嬉しかったです。自身が取り組んでいる内容は、令和6年能登半島地震が医療機関や介護施設に与えた影響について調査を行うものですが、社会医学的な側面が強い研究となります。客観的に第3者から良い評価を受けたことがございませんでしたので、素直に嬉しいの一言でした。

ご自身の研究について

普段は、救急科および整形外科の領域の臨床業務を行っています。そのなかで、疑問がある観点について、深掘りして研究を実施したり、それらの成果について学会発表を行ったりしています。

2022年~2024年に厚生労働省(本省)に勤務する機会をいただき、社会医学・行政の活動に興味をもつきっかけになりました。そして、厚生労働省出向中に、能登半島地震が起こりました。地元に帰ったときに、何かできないかと思い悩んでいたところ、振り返りの業務であれば行えないかと思い、行動に移し始めた(調査研究を始めた)という経緯になります。

今後は、社会から必要とされるような仕事をしていきたいと考えております。そのような仕事を担えるようになるためにも、臨床業務のニーズや、社会が求めているニーズについて、注意深くアンテナをはって、自身の感性・研究マインドを常々磨いておきたいと思っています。

エディテージ・グラントに応募した理由

エディテージ・グラントはインターネットで知りました。エッセイ形式で熱意や自身の背景などを伝える必要があると知り、自身のこれまでの業績が少なくとも、取り組んでいる研究の社会的意義等については伝えやすいのではないかと思い、応募いたしました。

グラントへの応募にあたり、苦労したことや工夫したこと

審査される先生方が読みやすく興味深い内容になるように、構成や表現などに工夫しました。具体的に申し上げますと、まず、専門外の方々にとっても、より分かりやすく伝わる表現にすることについて推敲を重ねました。

エディテージ・グラントに応募してみて感じたこと

エッセイ形式というのは新鮮でした。文章で読みやすく全体の構成を考える必要があるなと思いました。

また、私のようにまだ業績も十分でない若手の研究者にスポットライトをあてていただける取組は本当にありがたいと思いました。今後も、このような取組を継続いただき、若手研究者がよい研究をどんどんできるようになるといいなと思っています。

普段、若手研究者として感じていること

研究費獲得については、非常に悩ましい課題であると考えております。あとは、若手研究者間のコミュニティができて、意見交換・協力研究が促進されると、もっともっと研究が面白く、そして質の高い研究が生まれていくのではないかと感じています。

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この記事を書いた人

2002年に設立された、カクタス・コミュニケーションズの主力ブランドであるエディテージの目指すところは、世界中の研究者が言語的・地理的な障壁を乗り越え、国際的な学術雑誌から研究成果を発信し、研究者としての目標を達成するための支援です。20年以上にわたり、190か国以上の国から寄せられる研究者の変わり続けるニーズに対応し、研究成果を最大限広く伝えられるよう、あらゆるサポートを提供してきました。
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