日本医科大学消化器外科、医局員50名を対象にAI英語論文支援ツール「Paperpal」を導入

~多忙な外科医の論文作成のハードルを下げ、医局全体で研究成果の発信を後押し~

研究者総合支援サービス「エディテージ」とAI英語論文執筆支援ツール「Paperpal」を提供するカクタス・コミュニケーションズ株式会社は、2026年8月24日から日本医科大学消化器外科が同科に所属する消化器外科医50名を対象に、「Paperpal」を導入したことをお知らせします。

外科臨床業務と並行して研究に取り組む医局員の英語論文執筆を支援し、論文執筆経験や確保できる時間の違いにかかわらず、学術的新知見を論文投稿へつなげやすい環境づくりを目指し、2か月のトライアルを経て正式導入が決定されました。

日本医科大学消化器外科、医局員50名を対象にAI英語論文支援ツール「Paperpal」を導入
日本医科大学消化器外科、学術的新知見を論文投稿へつなげやすい環境づくりを目指し AI英語論文執筆支援ツール「Paperpal」を導入

導入概要及び、導入担当者のコメントは以下の通りです。

導入概要

導入機関:日本医科大学消化器外科
導入対象:消化器外科医局員50名
導入期間:2026年8月24日から
プラン:Paperpal Prime

導入を主導した(日本医科大学消化器外科)松田明久大学院教授からのコメント

今回の導入に伴い、主導した(日本医科大学消化器外科)松田明久大学院教授のコメントは以下の通りです。

Paperpal導入の背景

消化器外科という診療科の特性上、一般的な医師の外来診療・病棟業務に加え、手術もあるため、個人の空き時間の捻出は課題の一つです。論文作成は時間と労力を要する一方、ノウハウや経験の有無によって作成効率に著しい個人差があると考えています。機会に恵まれない人にとっては、論文作成そのものが高いハードルとなってしまい、ひいては医局全体の業績向上という点においても障壁となることを常々憂慮していました。

そこで、Paperpalを利用することで、論文作成のサポートはもちろん、作成に対するさまざまなハードルを軽減できる点に魅力を感じ、導入に至りました。

日本医科大学消化器外科 松田明久大学院教授
日本医科大学消化器外科 松田明久大学院教授

Paperpalに期待すること

論文作成は、「書ける医師」は自ら進めることができますが、「書くことを不得意と感じている医師」はそもそも作成しようと思い至らないことがほとんどだと思います。一方で、「書くことを不得意と感じている医師」が学術的に価値のある情報を持っていないかと言われると、決してそうではありません。Paperpalを用いることで論文作成のハードルを下げ、価値のある情報を私たちの医局から発信する機会を増やすことは、業績向上はもちろん、医学界における公益性にもつながると考えています。

論文作成に加えて、論文投稿サポートを利用することで、論文完成後のプロセスで著者の負担となっているジャーナル投稿に関する煩雑な事務を軽減できると考えています。

また、多忙な消化器外科医の勤務環境に配慮し、論文作成支援を医局全体の問題として捉えて対応することは、特に若手外科医の資格取得や過剰勤務の削減につながります。そうした革新的な取り組みに魅力を感じ、私たちの医局に興味を持ってくださる方が増えることにも強く期待しています。

今後の展望

今回はまず、論文作成に一定のノウハウを持つ医局員に限定し利用を開始し、効果が見込まれると判断した際には、約140名の全医局員にも利用を案内していきたいと考えています。また、将来的にはPaperpalを用いた論文作成プロセスを一般化・定型化し、各人の学会発表から論文投稿までを一つの流れとして構築することを理想としています。

Paperpalについて(https://paperpal.com/ja

AI英語論文執筆支援ツールPaperpalは、科学コミュニケーションとテクノロジー企業であるカクタス・コミュニケーションズ (https://cactusglobal.com/jp/)が提供するサービスブランドです。Paperpalに使われるAI技術は、出版された論文の学習に加え、20年以上に渡って英文校正ブランドであるエディテージの熟練の学術校正者が蓄積してきた校正ノウハウを学習させることにより作られています。Paperpalを利用することで、プロ校正者の英文チェックに極めて近い、正確で文脈に合った英語表現の提案や、AIによる単語削減、書き換えなどのサポートをリアルタイムで得ることができます。

エディテージについて (https://www.editage.jp/)

エディテージは、科学コミュニケーションズ&テクノロジー企業であるカクタス・コミュニケーションズのブランドです。2002年に創業し、英文校正、翻訳、文字起こし、出版支援サービスやAIプロダクトを通じて、2,000を超える分野において300万人以上の研究者が学術誌に研究論文を発表する支援を行い、出版された論文はおよそ200万件に及びます。

カクタス・コミュニケーションズ株式会社について(https://cactusglobal.com/jp/

カクタス・コミュニケーションズは、2002年に設立された科学コミュニケーションとテクノロジーの会社です。研究への資金調達、論文の出版、科学コミュニケーション、発見がより良くなるようなAI製品とソリューションを専門としています。同社の主力ブランドであるエディテージは、専門家によるエキスパートサービスと、Mind the Graph、Paperpal、R Discoveryなどの最先端のAI製品を含む、包括的な研究者向けソリューションを提供しています。また、カクタスはCactus Life Sciencesブランドの下で医療コミュニケーションもてがけています。現在は東京、プリンストン、ロンドン、オーフス、シンガポール、北京、上海、ソウル、ムンバイにオフィスを構え、3,000人以上の専門家を擁するグローバル企業です。また、職場におけるベストプラクティスのパイオニアとしてここ数年常に「働きがいのある会社」にランクされています。

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この記事を書いた人

2002年に設立された、カクタス・コミュニケーションズの主力ブランドであるエディテージの目指すところは、世界中の研究者が言語的・地理的な障壁を乗り越え、国際的な学術雑誌から研究成果を発信し、研究者としての目標を達成するための支援です。20年以上にわたり、190か国以上の国から寄せられる研究者の変わり続けるニーズに対応し、研究成果を最大限広く伝えられるよう、あらゆるサポートを提供してきました。
今日、エディテージは専門家によるサービスとAIツールの両方を用いて、研究のあらゆる段階で便利に、安心して使っていただける包括的なソリューションを提供しています。