カクタス、AI技術と人的専門性を両輪とした研究支援サービスで4年連続英文校正業界売上No.1を達成

研究者のニーズに寄り添った革新的サービス開発により業界をリード

研究者総合支援サービス「エディテージ(Editage)」とAI英語論文執筆支援ツール「Paperpal」を運営するカクタス・コミュニケーションズ株式会社(Cactus Communications、本社:インド、https://cactusglobal.com/jp/)は、株式会社東京商工リサーチが実施した調査結果に基づき、英文校正業界における国内売上高で4年連続第1位を達成したことを発表しました。

カクタス、AI技術と人的専門性を両輪とした研究支援サービスで4年連続英文校正業界売上No.1を達成
英文校正業界国内売上4年連続第1位(東京商工リサーチ調べ)

AI時代における新たなソリューション

カクタスは、英語を母語としない研究者が国際的なジャーナルにおいて研究成果を発表するための支援を目的として、2002年より英文校正サービスを提供するブランド、エディテージを開始しました。

それから英文校正業界が長らく”人の手によるサービス”中心であった中、ここ数年でのAIの台頭により研究者の執筆プロセスは大きく変化してきています。カクタスはこの変化を機会と捉え、研究者の声を起点とした革新的なサービス開発を推進してきました。

そして「執筆の初期段階から英語表現を改善したい」という研究者のニーズに応え、AI執筆支援ツール「Paperpal」を2023年より国内で展開を開始。文法・語彙のみならず、論理の流れや学術的一貫性まで踏み込んだリアルタイム改善提案により、効率的かつ高品質な執筆を支援しています。Paperpalは現在では多くの大学で導入され、論文執筆の効率化を支援しています。

人的専門性とAI技術の融合による価値創造

カクタスは人による専門性とAIによる効率性を「両輪」として組み合わせることで、研究者の国際的な成果を発信するための支援体制を強化してきました。そして研究現場からの課題や要望をサービスに反映し続けるこの取り組みが、4年連続英文校正業界売上No.1という実績につながっています。

今後の展望

AIによる執筆効率化が進む一方で、学術論文に求められる論理展開や専門的な内容を細部にわたって正確に伝えるには、引き続き人の目によるレビューが不可欠です。一方でAIがカバーできる役割も日々増えてきています。カクタスは今後、博士号取得者やBELS認定者を中心とする専門家チームによる人的サービスと、AI技術のさらなる融合を推進し、業界のトップランナーとして国内研究者の国際的な論文発表をより一層支援してまいります。

調査概要

  • 調査機関:株式会社東京商工リサーチ
  • 調査項目:英文校正サービスの売上高
  • 調査期間:2024年 4月~ 2025年 3月
  • 調査対象範囲:日本国内

参考情報:4年連続No.1記念「大感謝セール」について

今回の達成を記念し、9月1日〜30日の1ヶ月間、研究者の皆さまへの感謝を込めて期間限定キャンペーンを実施いたします。対象はエディテージの論文執筆・投稿支援サービスや、Paperpalのサブスクリプション費用の割引のほか、グラフィカルアブストラクト制作、学会ポスターデザイン・研究発表用PowerPoint制作サービス、英文症例報告執筆など、研究発信を一貫して支援する各種サービスです。

カクタス・コミュニケーションズ株式会社について(https://cactusglobal.com/jp/)

カクタス・コミュニケーションズは、2002年に設立された科学コミュニケーションとテクノロジーの会社です。研究への資金調達、論文の出版、科学コミュニケーション、発見がより良くなるようなAI製品とソリューションを専門としています。同社の主力ブランドであるエディテージは、専門家によるエキスパートサービスと、Mind the Graph、Paperpal、R Discoveryなどの最先端のAI製品を含む、包括的な研究者向けソリューションを提供しています。また、カクタスはCactus Life Sciencesブランドの下で医療コミュニケーションもてがけています。現在は東京、プリンストン、ロンドン、オーフス、シンガポール、北京、上海、ソウル、ムンバイにオフィスを構え、3,000人以上の専門家を擁するグローバル企業です。また、職場におけるベストプラクティスのパイオニアとしてここ数年常に「働きがいのある会社」にランクされています。

エディテージについて (https://www.editage.jp/)

エディテージは、科学コミュニケーションズ&テクノロジー企業であるカクタス・コミュニケーションズのブランドです。2002年に創業し、英文校正、翻訳、文字起こし、出版支援サービスやAIプロダクトを通じて、2,000を超える分野において300万人以上の研究者が学術誌に研究論文を発表する支援を行い、出版された論文はおよそ200万件に及びます。

Paperpalについて(https://paperpal.com/ja)

AI英語論文執筆支援ツールPaperpalは、科学コミュニケーションとテクノロジー企業であるカクタス・コミュニケーションズ (https://cactusglobal.com/jp/)が提供するサービスブランドです。Paperpalに使われるAI技術は、出版された論文の学習に加え、20年以上に渡って英文校正ブランドであるエディテージの熟練の学術校正者が蓄積してきた校正ノウハウを学習させることにより作られています。Paperpalを利用することで、プロ校正者の英文チェックに極めて近い、正確で文脈に合った英語表現の提案や、AIによる単語削減、書き換えなどのサポートをリアルタイムで得ることができます。

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この記事を書いた人

2002年に設立された、カクタス・コミュニケーションズの主力ブランドであるエディテージの目指すところは、世界中の研究者が言語的・地理的な障壁を乗り越え、国際的な学術雑誌から研究成果を発信し、研究者としての目標を達成するための支援です。20年以上にわたり、190か国以上の国から寄せられる研究者の変わり続けるニーズに対応し、研究成果を最大限広く伝えられるよう、あらゆるサポートを提供してきました。
今日、エディテージは専門家によるサービスとAIツールの両方を用いて、研究のあらゆる段階で便利に、安心して使っていただける包括的なソリューションを提供しています。