5月14日(木)
インフォグラフィックとグラフィカルアブストラクトの基礎(アーカイブウェビナー)
研究論文は執筆に何ヶ月もかかる一方で、読者が「読むかどうか」を判断するのはわずか数秒と言われています。グラフィカルアブストラクトやインフォグラフィックは、いまや学術出版に欠かせないツールでありながら、体系的に学ぶ機会は意外と限られているのが実情かと思います。
今回ご紹介するセッションは、まさにそのテーマを1時間で集中的に学べる内容となっております。
ライブ配信さながらの臨場感でご視聴いただけるライブ感のあるリプレイウェビナーですので、初めての方にも参加しやすい内容です。
このセッションで学ぶこと:
登壇者が、インフォグラフィックとグラフィカルアブストラクトの基礎を丁寧に解説します。どちらも学術出版において今や欠かせないツールでありながら、体系的に学ぶ機会はほとんどありません。このセッションでは、その違いを理解し、それぞれをどのような場面で使うべきかを学んだうえで、PowerPointを使って実際に自分で作る方法を習得します。
ライブのハンズオンデモンストレーションでは、チャート・マップ・レイアウト構成・アイコンや色の使い方まで、研究をひと目で伝えるビジュアルをどう組み立てるかを実践的に紹介します。デザインの経験は一切不要です。
本セッション後に活用いただけるスキル
- インフォグラフィックとグラフィカルアブストラクトの目的・対象読者による違いを説明できる
- レイアウトと情報フローの原則を、自分の研究ビジュアルに適用できる
- PowerPointでチャートやマップを含む基本的なインフォグラフィックを作成できる
- アイコン・色・デザイン要素を使って、わかりやすさと関心を高められる
- 国際的な読者にひと目で伝わるよう、コンテンツを構成できる
- ビジュアル制作を始める前に、明確な目的を設定できる
日付: 2026年5月14日(木)
時間: 午後6時~7時(日本時間)
参加費: 無料
言語: 日本語
話し手紹介
相澤 有美 | エディテージサービススペシャリスト

エディテージサービススペシャリスト。東京農業大学で農芸化学博士号を取得。慶応義塾大学 先端生命科学研究所、東京農業大学、東京医科大学などでの研究者としての経験を活かし、現在は顧客目線でのサービス開発や改善に従事。専門分野は分子生物学や応用生物化学。
岩田 健太郎 | マーケティング部シニアマネージャー

研究者の総合支援サービスを提供する「エディテージ」にて、研究者の論文出版支援サービスのプロモーションを担当。国内のアカデミア理解のため、年間を通して多くの研究者への取材も行う。また、現在北海道大学の科学技術コミュニケーター養成プログラムCoSTEP本科受講中。
5月21日 (木)
ジャーナル投稿対応のグラフィカルアブストラクト:ビジュアルとガイドライン適合を両立し国際誌での訴求力を高める(アーカイブウェビナー)
研究論文に最適なグラフィカルアブストラクトの作成を進めるにあたり迷われることも多くあるかと思います。
齋藤康弘先生が、ジャーナルの基準を満たしつつ研究内容を効果的に伝える、インパクトのあるグラフィカルアブストラクト作成の必須原則を解説します。 世界中の読者を惹きつけるグラフィカルアブストラクト作成のための実践的なヒント、実例、ツールの推奨事項を学びましょう。
セッション内容:
- 現代の研究コミュニケーションにおけるグラフィカルアブストラクトの目的と重要性
- グラフィカルアブストラクトデザインの4つの基本原則:明瞭性、簡潔性、配色、視覚的階層
- 複雑な研究結果を魅力的で分かりやすいビジュアルに変換する方法
- グラフィカルアブストラクトデザインにおけるよくある失敗例とその回避策
- デザイン経験がなくてもプロフェッショナルなグラフィックを作成できるツール
インパクトのあるグラフィカルアブストラクトで研究の認知度を高めよう!
日付: 2026年5月21日(木)
時間: 午後6時~7時(日本時間)
参加費: 無料
言語: 日本語
話し手紹介
齊藤 康弘 先生 | Molecular Biology, Cancer Metabolism – Keio University

齊藤康弘先生は北海道大学にて理学博士号を取得。在学中はヘリコバクター・ピロリCagAタンパク質が駆動する胃癌発症の分子メカニズムを研究。その後東京大学助教授として着任し、癌経路に関与する新規シグナル伝達タンパク質を同定した。ハーバード医科大学HFSP長期フェローとして、乳癌増殖と治療抵抗性における極性タンパク質LLGL2の役割を解明(Nature, 2019)。2018年より慶應義塾大学先端生命科学研究所に所属し、現在は特任准教授を務める。現在の研究はがんにおけるアミノ酸輸送体複合体に焦点を当てており、最近の成果はCancer Science(2021年)、Communications Biology(2022年)、Star Protocols(2022年)に掲載されている。
5月28日 (木)
査読コメントから採択へ:効果的なレスポンスレターの書き方と戦略
査読者コメントへの対応は、論文採択に向けたプロセスの中でも特に重要なステップのひとつです。本セッションでは、査読者コメントを適切に読み解き、説得力のある返信レターを作成するための実践的なアプローチをご紹介します。コメントの種類に応じた対応の考え方から、エディターや査読者に伝わりやすい構成・表現のポイントまで、採択率の向上につながる具体的なスキルを取り上げます。
本セッション終了後、参加者は以下のことができるようになります。
- 査読者コメントの分類と優先順位づけ Major / Minor / Conceptual といったコメントの性質を見極め、対応の優先順位を判断できる
- 返信レターの基本構造の習得 エディター・査読者双方に伝わりやすい、論理的かつ丁寧な返信レターの構成を理解・実践できる
- コメントへの戦略的な反論・交渉 査読者の指摘に同意できない場合でも、根拠を示しながら礼儀正しく反論するテクニックを身につけられる
- 改訂原稿との連動した説明 返信レターと改訂原稿の変更箇所を効果的に紐づけ、査読者の確認負担を減らす提示方法を実践できる
- 採択につながるトーンと言語表現の選択 英語返信レターにおける適切な表現・語調を理解し、プロフェッショナルな印象を与える文章が書けるようになる
日付: 2026年5月28日(木)
時間: 午後6時~7時(日本時間)
参加費: 無料
言語: 日本語
話し手紹介
岩本 真裕子 先生 | 生命科学・数理科学・AIを横断し、研究と教育を担う学際的研究者

岩本先生は、学際的な生物医学研究を基盤とする数理科学者・教育者です。明治大学や同志社大学などで10年以上にわたり指導に携わり、生命科学・生物学・AI分野を中心に、科学論文の書き方、研究デザイン、応用数理モデリングについて、数多くの学部生・大学院生を指導してきました。
研究分野は、バイオメカニクス、神経生物学、数理生物学、生命システムにおける動的パターン形成など多岐にわたり、Journal of Theoretical BiologyやChemical Physics Lettersなどの国際誌で幅広く発表しています。また、一流誌の査読者を務め、日本学術振興会の競争的研究資金も複数獲得しています。
分かりやすい指導と深い専門知識を兼ね備え、複雑な研究内容を明確に伝えることに定評があります。特に、原稿執筆、医学研究のモデル化、国際ジャーナルへの投稿支援といった分野において、研究者向けセッションに高い信頼性と実用性をもたらしています。

