福井大学、研究力強化のためAI英語論文執筆支援ツール「Paperpal」を導入~多忙な研究者等を支援する、大学としての新たな取り組み~

研究者総合支援のエディテージが提供するAI英語論文執筆支援ツール「Paperpal™」が2025年5月、国立大学法人福井大学に導入されました。大学全体の研究力向上を目的とした導入であり、特に研究データは整っているものの、多忙により論文化が進まない研究者に対して有効な支援策となることが期待されます。また、本ツールの定着のため、学内研究者向けにエディテージ担当者による導入説明会の開催を予定しています。

福井大学、研究力強化のためAI英語論文執筆支援ツール「Paperpal」を導入

AI英語論文執筆支援ツールPaperpalは、プロ校正者の英文チェックに極めて近い、正確で文脈に合った英語表現の提案や、AIによる単語削減、引用文献の検索などのサポートをリアルタイムで得ることができるAIツールです。Paperpalに使われるAI技術は、出版された論文の学習に加え、20年以上に渡って英文校正ブランドであるエディテージの熟練の学術校正者が蓄積してきた校正ノウハウを学習させることにより作られています。

<導入概要>

導入対象者:福井大学教員400名(工学部200名・医学部200名)
初回導入期間:2025年5月~2026年4月(予定)
導入目的:本ツールの活用により以下の効果が期待されています。

  • 研究時間の実質的な増加
  • 英語論文執筆における生産性の向上
  • 論文の質向上

また、これらを通じて国際学術誌への採択率の向上や論文数の増加といった成果も見込まれています。

まずは1年間の運用を予定しており、その間に本ツールの有効性を検証し、成果や課題を踏まえた上で次年度以降の契約継続について検討が行われます。

<導入説明会について>

より多くの研究者によるPaperpalの利用定着を目的として、エディテージの担当者が福井大学に直接出向き、説明会の開催を予定しています。本説明会では、Paperpalの基本機能の紹介に加え、具体的な活用事例や実演などを通じて、より効果的な利用方法を案内します。

Paperpalはサービスの提供開始以降、国内で4万人、世界でも200万人を超える方にご利用いただき、現在は様々な国内大学でも導入されています。

Paperpalについて(https://paperpal.com/ja

AI英語論文執筆支援ツールPaperpalは、科学コミュニケーションとテクノロジー企業であるカクタス・コミュニケーションズ (https://cactusglobal.com/jp/)が提供するサービスブランドです。Paperpalに使われるAI技術は、出版された論文の学習に加え、20年以上に渡って英文校正ブランドであるエディテージの熟練の学術校正者が蓄積してきた校正ノウハウを学習させることにより作られています。Paperpalを利用することで、プロ校正者の英文チェックに極めて近い、正確で文脈に合った英語表現の提案や、AIによる単語削減、書き換えなどのサポートをリアルタイムで得ることができます。

エディテージについて (https://www.editage.jp/)

エディテージは、科学コミュニケーションズ&テクノロジー企業であるカクタス・コミュニケーションズのブランドです。2002年に創業し、英文校正、翻訳、文字起こし、出版支援サービスやAIプロダクトを通じて、2,000を超える分野において300万人以上の研究者が学術誌に研究論文を発表する支援を行い、出版された論文はおよそ200万件に及びます。

カクタス・コミュニケーションズ株式会社について(https://cactusglobal.com/jp/

カクタス・コミュニケーションズは、2002年に設立された科学コミュニケーションとテクノロジーの会社です。研究への資金調達、論文の出版、科学コミュニケーション、発見がより良くなるようなAI製品とソリューションを専門としています。同社の主力ブランドであるエディテージは、専門家によるエキスパートサービスと、Mind the Graph、Paperpal、R Discoveryなどの最先端のAI製品を含む、包括的な研究者向けソリューションを提供しています。また、カクタスはCactus Life Sciencesブランドの下で医療コミュニケーションもてがけています。現在は東京、プリンストン、ロンドン、オーフス、シンガポール、北京、上海、ソウル、ムンバイにオフィスを構え、3,000人以上の専門家を擁するグローバル企業です。また、職場におけるベストプラクティスのパイオニアとしてここ数年常に「働きがいのある会社」にランクされています。

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この記事を書いた人

2002年に設立された、カクタス・コミュニケーションズの主力ブランドであるエディテージの目指すところは、世界中の研究者が言語的・地理的な障壁を乗り越え、国際的な学術雑誌から研究成果を発信し、研究者としての目標を達成するための支援です。20年以上にわたり、190か国以上の国から寄せられる研究者の変わり続けるニーズに対応し、研究成果を最大限広く伝えられるよう、あらゆるサポートを提供してきました。
今日、エディテージは専門家によるサービスとAIツールの両方を用いて、研究のあらゆる段階で便利に、安心して使っていただける包括的なソリューションを提供しています。