学術AI分野において「Paperpal」が世界のアクセシビリティ(使いやすさ)の基準で最前線へ

Paperpal(ペーパーパル)は、このたび 欧州アクセシビリティ法(EAA)ウェブコンテンツアクセシビリティガイドライン(WCAG 2.1 Level AA) に完全準拠しました。これらは世界的に認められているアクセシビリティ(使いやすさ・利用しやすさ)の基準で、今回の対応は、研究支援ツールをより公平で誰にとっても使いやすいものにするための大きな一歩です。

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Paperpalとカクタスの取り組み

Paperpalは、世界で200万人以上の研究者に信頼されているAI執筆支援ツールです。開発元である カクタス・コミュニケーションズ は、「能力・言語・国籍にかかわらず、誰もが高品質な学術サポートを受けられる社会」を目指しています。

そのために、

  • 画面デザインや操作方法をより使いやすく改善
  • モバイル端末からでも快適に利用できるよう最適化
  • インクルーシブデザイン(誰もが使える設計)を採用

こうした工夫によって、学生から研究者まで幅広いユーザーがスムーズに活用できる環境を整えました。

学術界全体を支えるAIソリューションへ

今回の準拠はPaperpalだけにとどまりません。カクタスは、ヨーロッパ・北米・アジアの大学や出版社と連携し、次のようなAIソリューションを提供しています。

  • AIによる代替テキスト自動生成ツール
  • 文献や資料を誰でも利用しやすくするコンテンツ変換サービス
  • 基準に沿ったアクセシブルな学術プラットフォーム

これにより、研究や出版の現場で「誰もがアクセスできる学術インフラ」を作り上げています。

CTOからのコメント

カクタス・コミュニケーションズ CTOの Nishchay Shah 氏は次のように述べています。

「アクセシビリティは研究成果をすべての人に届けるための中心的なテーマです。PaperpalとCACTUS AI SolutionsがEAA準拠を果たしたことで、私たちは学術界におけるアクセシビリティ推進の先駆けとなれたことを誇りに思います。これからも、より公平でインクルーシブな学術出版の未来を切り開いていきます。」

アクセシビリティに積極的に取り組むことで、Paperpalとカクタスは学術界に先駆的なAIツールを提供しています。この対応により、個人ユーザー向けの包括的で直感的なプラットフォーム、機関向けの統合可能なソリューション、出版社向けの拡張可能で基準に準拠したイノベーションが実現され、学術研究と出版の分野でよりアクセスしやすく公平な未来を切り拓いています。


Paperpalは、リアルタイムに言語と文法を修正するための提案を行い、著者がより良い文章をより速く書くことを支援するAIライティングアシスタントです。プロの学術編集者によって強化された何百万もの研究論文に基づいてトレーニングされており、機械的なスピードで人間の精度を提供します。

Paperpal
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この記事を書いた人

2002年に設立された、カクタス・コミュニケーションズの主力ブランドであるエディテージの目指すところは、世界中の研究者が言語的・地理的な障壁を乗り越え、国際的な学術雑誌から研究成果を発信し、研究者としての目標を達成するための支援です。20年以上にわたり、190か国以上の国から寄せられる研究者の変わり続けるニーズに対応し、研究成果を最大限広く伝えられるよう、あらゆるサポートを提供してきました。
今日、エディテージは専門家によるサービスとAIツールの両方を用いて、研究のあらゆる段階で便利に、安心して使っていただける包括的なソリューションを提供しています。