エディテージ・グラント2024次点を受賞-岡田 夏男さんにインタビュー

エディテージ・グラント2024にて次点に入賞した岡田 夏男さんに、入賞した喜びやご自身の研究について、グラントに応募して感じたことなどを語っていただきました。

岡田 夏男さんプロフィール
Natsuo Okada


学部と修士は秋田大学国際資源学部で学び、その後1年間チリ大学の修士課程に留学。博士後期課程では北海道大学に進学し、2025年3月に博士(工学)を取得。2025年4月から北海道大学大学院工学研究院環境循環システム部門資源循環工学分野助教として働いている。

読書と旅行が好き。

Natsuo Okada

受賞した研究内容について

ハイパースペクトルカメラを用いて得られる多波長データをAIで解析することによって鉱物種を同定するという研究内容で受賞させていただきました。

エディテージ・グラント2024次点を受賞して

研究室の研究内容を評価していただいたということでとても嬉しかったです。

ご自身の研究について

鉱山工学、情報工学を専門としています。鉱山開発では危険な労働環境に起因して世界で年間1万人以上の方が亡くなっているとされています。私たちの研究室では、そのような悲惨な労働災害を少しでも減らせるよう、鉱山開発のデジタルトランスフォーメーション“スマートマイニング”に取り組んでいます。

この研究に興味を持ったきっかけは、南米チリに留学した際、そこのホストファミリーが鉱山で働いていたことです。今後も、人のためになったり、みんなが喜ぶような研究をしたいです。

エディテージ・グラントに応募した理由

エディテージ・グラントは、ウェブサイトで知りました。研究費が欲しかったため、また受賞者同士の交流会も楽しみで応募しました。

グラントへの応募にあたり、苦労したことや工夫したこと

エッセイ形式の申請書執筆は初めてでしたので、その形式にあった書き方に合わせるのに苦労しました。工夫したことは専門外の人でもわかるような感じで書くことを心がけました。

エディテージ・グラントに応募してみて感じたこと

エディテージ・グラントでは、申請者自身の情熱も評価の対象であるように感じました。応募方法はわかりやすく良かったです。セレモニーはとても華やかでびっくりしました。

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この記事を書いた人

2002年に設立された、カクタス・コミュニケーションズの主力ブランドであるエディテージの目指すところは、世界中の研究者が言語的・地理的な障壁を乗り越え、国際的な学術雑誌から研究成果を発信し、研究者としての目標を達成するための支援です。20年以上にわたり、190か国以上の国から寄せられる研究者の変わり続けるニーズに対応し、研究成果を最大限広く伝えられるよう、あらゆるサポートを提供してきました。
今日、エディテージは専門家によるサービスとAIツールの両方を用いて、研究のあらゆる段階で便利に、安心して使っていただける包括的なソリューションを提供しています。