エディテージ・グラント2024最優秀賞を受賞-三代川 夏子さんにインタビュー

エディテージ・グラント2024にて最優秀賞を受賞した三代川 夏子さんに、最優秀賞を受賞した喜びやグラントに応募して感じたことなどを語っていただきました。

三代川 夏子さんプロフィール
Natsuko Miyokawa


成蹊大学法学部政治学科助教。専門は日本政治外交史、国際関係。博士(法学)。北海道大学法学部卒業後、同大学大学院法学研究科修士課程修了。その後、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程を修了。日本学術振興会特別研究員(DC1)、台湾外交部訪問学者、三菱総合研究所専門研究員、東京大学法学政治学研究科附属ビジネスロー・比較法政研究センター特任講師を経て、2025年4月より現職。

Natsuko Miyokawa

エディテージ・グラント2024最優秀賞を受賞して

これまで関心を持って取り組んできたこと、そして今後遂行したいと考えている研究に対して、大きな励ましをいただけたように感じています。特に、セレモニーという素晴らしい場を通じて、多くの方々と交流できたことは、今後研究者として活動していく上での貴重な基盤となりました。このような機会をいただけたことに、関係者の皆様へ心より感謝申し上げます。

今研究している分野に興味を持った理由

日本では「外国」といえば欧米諸国を指すことが多く、日本外交もこれまで主に対欧米関係に重点が置かれてきました。しかし、日本は東アジアの一国として、戦前から連続する関係を戦後アジア各国と構築してきました。公式な外交関係だけでなく、非公式なチャネルに目を向けることで、アジアにおける日本の役割を多角的に理解できるのではないかと考えました。

今後は、これまでの研究成果をより普遍的な枠組みに発展させ、国内外で発信していくことを目指しています。

エディテージ・グラントに応募した理由

エディテージの英文校正サービスを以前から利用しており、入賞者に英文校正の支援がある点に魅力を感じて応募を決めました。

グラントへの応募にあたり、苦労したことや工夫したこと

エディテージ・グラントでは、自分の研究に対する思いや動機を率直に書くことで評価していただけるように思います。エッセイの問いに素直に向き合うことで、自然と自身の研究への思いを言葉にすることができるようになっています。プレゼンテーションも基本的にエッセイに沿って準備を行うため、取り組みやすく感じました。

エディテージ・グラントに応募してみて感じたこと

面接では率直なご意見をいただき、今後の研究活動への示唆を得ることができました。また、セレモニーは非常にアットホームな雰囲気で、異なる分野で活躍する同世代の研究者と出会い、多くの励ましや刺激を受けました。

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この記事を書いた人

2002年に設立された、カクタス・コミュニケーションズの主力ブランドであるエディテージの目指すところは、世界中の研究者が言語的・地理的な障壁を乗り越え、国際的な学術雑誌から研究成果を発信し、研究者としての目標を達成するための支援です。20年以上にわたり、190か国以上の国から寄せられる研究者の変わり続けるニーズに対応し、研究成果を最大限広く伝えられるよう、あらゆるサポートを提供してきました。
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