質問: 再査読の評価が真逆(不誠実)の際の対処法

質問の内容 -
査読者3名の内1人の初回回答が "Excellent paper offering a clear and important message." のみであったにも関わらず、今回再査読の返答が議論が不十分との抽象的な理由でrejectを勧めるとの判断でした。 現在回答を求められていますが、査読者の不適格性を感じる中、どのように対処するのが適切でしょうか?
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回答:

論文について、「主張は優れているが十分な考察による根拠づけが不十分である」というコメントはあり得るものでしょう。ただし、これがリジェクトの理由となることはあまりなく、査読者は著者にさらなる考察を求めるのが一般的です。

 

今回は、考察を再検討することを提案してみてはいかがでしょうか。最初の査読で示唆されたように、研究の核となる考えが頑健なものであるなら、その主張を強化する余地はあると思われます。

 

また、今回のように大きく矛盾したコメントが出されるということは、論文が少なくとも検討に値するものであると言えます。

再度の考察を行うかどうかは別として、査読への回答については以下の記事を参考にしてください。


状況が良い方向に進むことを願っています!


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