「自分の弱点に気をつけ、ネガティヴなフィードバックを受け入れましょう」

「自分の弱点に気をつけ、ネガティヴなフィードバックを受け入れましょう」

経歴を簡単に教えてください。どのような経緯でプロの英文校正者になろうと決めたのですか?

一般医として働いているとき、バイリンガルの知識があり自然科学の経歴を持っていたため、科学的な文書を作成する企業で働く機会を得ました。質の高いレビューをしたり医学論文の編集をしたりする仕事を始め、多様な科学的情報の開示を出版するプロセスに関わる、様々なステップについても学びました。
アメリカの有名な製薬会社の依頼で、高度な内容のスライドを何百枚も開発するプロジェクトを任されたことがあります。同じ頃、別のメディカルライティングの仕事もしており、編集という視点と医学的内容の視点から、他のライターの仕事を監督したりもしていました。2013年、フリーの英文校正者としてカクタスに加わり、以来、チームで働くのを楽しんでいます。


特に関心のあるテーマについて聞かせてください。熱心に追いかけている新しい動きは何ですか?  また、ご専門の分野の進歩にとって特に重要な動きは何だと思いますか?

特定の関心領域を指摘するのは難しいですね。私はこれまでいくつかの治療領域で働き、関心を持ってきました。中でも関心があるのは、神経科学、心臓血管系、泌尿器学、内分泌学、腫瘍学、消化器病学、肝臓病学、産婦人科学です。

 

英文校正エディテージの専門分野チーム(CoE)にいらっしゃいますね。専門分野とのこのつながりは、編集という仕事へのアプローチにどのような影響を与えていますか?この研究領域で一番好きなところは何ですか?

医学の経歴を持ち、別の医学分野についても幅広い経験をしてきました。いくつかの治療領域で働くことが性に合っているので、医学での経験が英文校正をおこなう上で役立っているのは間違いありません。

 

様々な論文に質の高い英文校正を加えるために、何か特別にやっていることはありますか?

割り当てられた論文を英文校正する前に、私はいつも文献を読み背景知識を得るようにしています。内容が医学の非常に専門的な分野の場合、特に役立つ方法です。

 

英文校正者という立場から見て、すぐれた英語論文をどのように定義しますか? ライティング・スキルを向上させる方法について、論文を書く著者に向けて何かアドバイスいただけませんか?

科学的文章において、すぐれた論文とは、メッセージを正確かつ簡潔に伝えている論文だと思います。著者へのアドバイスとしては、評判の高いジャーナルに掲載された論文を読むことが、どうやってメッセージを伝えるかについて概要をつかむのに役立つと思われます。

 

英文校正の仕事への興味を持ち続け、お客様に質の高い仕事を提供するにはどうしたらよいでしょうか?

常に改良の余地はあるということです。自分の弱点に気をつけ、ネガティヴなフィードバックを受け入れましょう。そこに、よりよい英文校正者になるためのチャンスがあるのですから。

 

 

Michelle Belangerお客様に専門的なアドバイスをしたり、論文を英文校正したりする中で、何か忘れられない経験がありましたら教えていただけませんか?

一番忘れられないのが、内容に関するアドバイスをしたところ、それについてお客様から肯定的なコメントを受け取ったことです。
お客様が英文校正者の指摘に感謝し理解していただけるとわかれば、いつでも励みになりますから、そういうことがとりわけ満足に感じるのだと思います。

 

ご自身のことをもう少し教えてください。仕事がないときはどんな趣味や活動をして楽しんでいますか?

休みの時間に、料理、ピアノやドラムの演奏、油絵や水彩画を描いて楽しんでいます。

 

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