現在地

著者名の変更は出版物にどう反映される?

Editage Insights | 2016年9月6日 | 12,360 ビュー

私は最近、中国名から英語名に氏名を変更し、苗字も名前も変わりました。今、研究論文を書いています。著者リストでは、英語名を使っても構わないでしょうか? 中国名で書いた出版済みの論文がありますが、過去の出版物の氏名も変更できるでしょうか? 英語名を使い始めると、過去の出版物が自分の業績に反映されないのではと心配しています。

研究の途中で氏名が変わる研究者は珍しくありません。今書いている論文では、「以前の氏名はXXX」と脚注をつけた上で英語名を利用すればまったく問題ありません。こうすれば、過去に中国名で書いた出版物があなたの著作であることをはっきりさせることができますし、過去の論文が業績として認められないという問題にも対処できます。


過去の出版物の氏名を変更できるかどうかは、あいにく分かりません。氏名の変更を依頼するのは非倫理的行為ではありませんが、編集者は必ずしもその必要性を認めないかもしれません。ジャーナル編集者は通常、このような問題が浮上すると、その必要性について検討します。例えば結婚や離婚など、著者が氏名の変更を依頼する確固とした理由があれば、編集者はたいてい合意し、正誤表(erratum/corrigendum)で訂正します。ジャーナル編集者にメールを書き、過去の出版物の氏名を変更できるか聞いてみてもよいでしょう。身分証明書を添えて、依頼の理由を説明しましょう。必要性が十分にあると認められれば、合意してくれるかもしれません。


また、新たな論文を投稿する際は、将来面倒なことにならないよう、ORCIDを使うとよいでしょう。ORCIDのレジストリは、研究者に無料で固有の識別子を提供しています。たとえ氏名が変わっても、ORCID識別子が変わることはありません。

タグ

再投稿

この記事がお気に入りですか?皆に紹介しましょう!
知識は、あらゆる人に開かれるべきです。私たちは、購読者の皆さんが記事を紹介し、ウェブに再掲載し、プリントすることを推奨します。我々のクリエイティブコモンズ・ライセンスにより、それらの活動を、無料で行うことが可能です。その際、次の基本ガイドラインを守って頂くようお願いいたします:
  • 帰属:必ず著者名を明記してください。著者たちは、この記事を書くために多大な時間と労力を費やしています。
  • エディテージ・インサイト:出典元として、「エディテージ・インサイト」と明記してください。
  • ティーザー広告の活用:記事の数行のみを掲載し、「記事全文はエディテージ・インサイトでお読みください」と言うことも可能です。記事のリンクを貼るのをお忘れなく!
  • 画像の再使用:我々の記事の写真を再掲載する際は、オリジナル画像の出典元から事前に許可を得るか、またはクレジットを明記することが必要な場合があります。
  • 手軽で便利な埋め込みコード:下記の埋め込みコードを使うと、この記事をあなたのホームページで簡単にシェアできます。

 

上記のコードをコピーし、ご自身のウェブサイトに貼りつけてご利用ください。