質問: 剽窃(盗作)について教えてください

質問の内容 -
査読のプロセスをいつも分かりやすく説明して頂きありがとうございます。剽窃についていくつか質問があります。ジャーナルは、類似をどの程度許容していますか?剽窃を疑われる内容が論文に含まれているかどうかを確認する方法はありますか?ジャーナルのスタッフが剽窃チェックを行うのはどの段階ですか?剽窃について詳しく知りたいです。よろしくお願いいたします。
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回答:

以下に回答します。


当然のことながら、意図的に剽窃を行ったコンテンツは許容されません。しかし、出版済み論文との類似を編集者が認識しても、対応に困る場合があります。とくに、非英語ネイティブの著者は、自分の言葉で文章を書き直すことが難しいため、このような事態に陥りがちだからです。また、ジャーナルが使用する剽窃検知ソフトの精度は完璧とは言えず、とくに高度な専門性や専門用語が含まれている論文に対しては、まだまだ改善の余地があります。このため、多くのジャーナルは、ソフトが検知した類似文章をある程度まで許容しています。ただし、この許容範囲についてコンセンサスが得られているわけではなく、15~20%程度の類似であれば許容するジャーナルが多いようです。加えて、許容の基準は論文の種類やセクションによっても変わります。たとえば、レビュー論文や研究方法のセクションに関しては、許容範囲を拡げるジャーナルが多いようです。


著者の多くは、投稿前に剽窃チェックを行い、ジャーナル側のチェックに引っかからないようにしています。iThenticatePlagTrackerViperなど、オンラインで使用できるさまざまな剽窃検知ソフトがあります。剽窃を疑われる可能性が高そうなら、文章を練り直してみましょう。言い換えが難しい場合は、英語ネイティブの同僚や友人に助けを乞いましょう。あるいは、プロのサービスに頼るのも一案です。エディテージも剽窃チェックサービスを提供しています。


通常、剽窃チェックは投稿直後の、編集者による初回チェックのときに行われます。類似率が高すぎると、論文は査読前にリジェクトされます。それほど高くない場合は、修正後の再投稿を求められるかもしれません。ただし、ソフトウェアによって異なる結果が出ることもあるので、自分のチェック結果とジャーナル側の結果が一致しなくても驚かず、誤差として受け止めましょう。


剽窃については多くの記事があります。以下も参考にしてください:


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