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ノーベル賞アナトミー2013(1)2013年のノーベル賞は「ワイルドだぜぇ」

by • October 6, 2013 • ニュース, ノーベル賞2013Comments (0)20367

今週から2013年のノーベル賞発表ウイークですね。本日医学賞の発表まで秒読みです。毎年この時期になると、エディテージのスタッフたちも、「今年こそは私が英文校正を担当したお客様が受賞するんじゃ!?」なんて期待しながら受賞発表を見守っています。私たちが興味があるのは当然、学術分野の4賞です。今年の発表は以下のような予定で行われるそうです。

> 10月7日(月)ノーベル医学・生理学賞

> 10月8日(火)ノーベル物理学賞

> 10月9日(水)ノーベル化学賞

> 10月14日(月)ノーベル経済学賞

昨年2012年のノーベル賞といえば、John B. Gurdon教授と山中伸弥教授によるiPS細胞研究。「iPS細胞」はお笑い芸人スギちゃんの「ワイルドだろぉ」についでユーキャン流行語大賞2012年の堂々大2位となりました。「ワイルドだろぉ」は残念ながらあっという間に風化してしまって今や誰も使っていませんが、「iPS細胞」はノーベル賞のあおりをうけてその後の研究が劇的に進歩しているようで、今でも新聞に出ない週はありません。

医療の進歩だけでなく、山中教授の受賞が日本の産業経済に与えた影響も莫大です。関連医療機器の開発や医薬品開発、医療技術開発など、日本ではiPS関連で莫大なお金が動いています。トムソンロイターノーベル賞受賞者予想では、今年もまた医学・生理学賞候補として、「オートファジー(自食作用)」研究の大隅氏と東京大学大学院の水島昇教授の日本人2名の名前が挙がっています。すでにちまたではオートファジー関連株価の上昇が話題になっていたりします。

毎年トムソン・ロイターはノーベル賞発表直前に、Web of Scienceの学術文献引用データベースの情報を元に、独自の「ノーベル賞有力候補者(トムソン・ロイター引用栄誉章) 」を公表しています。トムソンの予想では、オートファジーのお二人以外にも物理学賞で東工大の細野秀雄氏の名前を予想に挙げています。その他の賞の予想はこちらから。トリプル受賞なんてことになったら、ほんとにワイルドだぜぇ~。(・・・すみません、どうしても言ってみたくて。)

ところで皆さんノーベル賞受賞者の選抜プロセスってどうなっているかご存知でしょうか?詳しくは後日の記事で取り上げますが、簡単に説明すると、各賞のノーベル委員会が毎年、世界中のアカデミー、大学教授、科学者、過去の受賞者などなど、何千という数のメンバーに招待状を送り、翌年の受賞にふさわしい人物をノミネートするよう依頼します。委員会が集まった候補者の業績を調べつくし、最終候補者レポートを作成するわけですが、この具体的なプロセスは実は賞によって異なるそうです。

ここでノーベル賞トリビアをいくつか。

> 毎年9月に候補者ノミネートが開始します。

> 自分をノミネートすることはできません!(あたりまえですよね)

> 候補者は受賞発表後50年を過ぎないと公表されません(危うく賞からもれたご本人が確実にこの世におらず、文句を言えなくなってから、というわけでしょうか・・・)

もっと知りたい方は、ノーベル賞の公式ホームページhttp://www.nobelprize.org/nomination/に詳細がございます。

さて、皆さんが予想する受賞者は誰ですか?ノーベル医学・生理学賞発表まで、あとわずかです。
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AiKanoh.jpg加納 愛/Ai Kanoh
カクタス・コミュニケーションズ株式会社
シニアマネージャー、グローバルブランディング
勤務地 Mumbai, India

※本記事は学術コミュニケーション部ライター、Snehal Naikとの共著です。

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