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湯浅誠のグローカデミア(5)SCIENCE TALKSを設立した理由③

by • December 10, 2013 • 湯浅誠のグローカデミアComments (0)1756

豊田先生の熱い思いを受け止めさせていただくには、「研究費」を主軸としたイベントにするのが最も好ましいことだと思いました。会社の経営も最初にどうしても「資金」が欠かす事が出来ません。研究費に対して様々な意見が研究者、政策立案者双方から出ているのも拝見してきました。

しかし、ただ研究費にテーマを絞ってイベントを開催した場合に想定されるやりとりは「研究費が足りない(研究者側)」、「いや、科学技術予算はこの不景気の中でもかなり優先されており、これ以上増やすことは現在の国家財政からするとかなり厳しい(政策立案側)」といった議論でした。

それだと対立して終わりになってしまうので、例えば研究費を配分する際に重要な「研究評価」や「ハイブリッドファンディング」の様な、研究費周りの議論を入れて、様々な角度から研究費を皆さんで考える事は出来ないだろうかということが焦点となりました。

想いは通じるもので、その問題に対して非常に強い危機感を持って情報発信されている藤田保健衛生大学の宮川先生を適切なタイミングご紹介いただきました。

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研究費について宮川先生と意見を交わす湯浅(右)

宮川先生はガチ議論の運営に深く携わっていらして、研究費、そして研究者の評価システムに高い関心をお持ちの方です。ご自身が研究者で、研究費の申請に対してご意見をお持ちで、嬉しいことにScienceTalksへのご登壇をご快諾いただきました。
また、どこの者かもわからない私たちに12月に開催される日本分子生物学会大会で行う「ガチ議論」との連携も出来ないかと、大変嬉しいお話しもいただきました。余談ですが、後日、その「ガチ議論」ではScienceTalksの第2弾とい形で議論が行われました。

ここで「研究費の問題」、「評価の問題」について現場からお話しいただける方は決まりました。しかし、実際に科学技術政策の目線から現実をお話しいただける方はこの時点でどなたにお話をしてもらうのがベストなのか検討がつきませんでした。

しかし、豊田先生から財務省 国際局開発政策課長の神田さんが非常に科学技術政策に精通されている方で、「強い文教、強い科学技術に向けて―客観的視座からの土俵設定」という本を執筆されていて、今回のイベントのご登壇者に適任ではないかとお話しをいただきました。財務省の方が果たしてこのイベントにご参加いただけるのか、私は大変不安を持ちましたが、科学新聞さんとアポを取り、神田さまにお会いさせて頂ける機会を得ました。

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財務省の神田氏。

打ち合わせの際にお聞きしたのですが、神田様は週末もほぼ休みなく、また半年先の日程も埋まっている超ご多忙な方でしたが、偶然私たちがアポ取りでご連絡させていただいた際はお手すきだったようで会っていただけるということでした。これは本当にラッキーだったと思います。今思えば、私たちの思いが届いたのかもしれません。うまくいく時は超ご多忙な方ともお会いでき、逆もまたしかりです。
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湯浅 誠 /Makoto Yuasa
カクタス・コミュニケーションズ株式会社
代表取締役
勤務地 Tokyo, Japan

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