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中村亮一先生

寺内ポン太のラボ・ピックアップ(1) 千葉大学フロンティア医工学センター/中村亮一准教授

by • June 19, 2015 • 寺内ポン太のラボ・ピックアップComments (0)2164

こんにちは!寺内ポン太です。
エディテージのマーケティング部で、お客様とのコミュニケーションというとても刺激的で楽しい仕事を担当しています。

定期的にお客様の研究室にお邪魔し、弊社サービスの感想や研究内容などについて色々お話を伺っています。これまではエディテージのフェイスブックでその様子をお伝えしてきましたが、今後はこちらのブログでその様子をご報告していきます。

今回は千葉大学フロンティア医工学センター・先端治療工学研究室の中村亮一准教授を訪問しました。ご専門は手術ロボットなどで注目される生体医工学です。

 

手術ロボット
面談の日の朝、たまたま読んでいたあるお医者さんの新書に、手術支援ロボット「ダヴィンチ」に関する記述がありました。「あ、これが今日お会いする中村先生の研究テーマだな」と、期せずして予習の機会を得ました。私の知識はその程度でしたが、中村先生はとてもわかりやすくご自身の研究テーマについて話してくれました。

手術ロボットの分野では、日本は基礎研究には強いそうですが、実用化には時間がかかっているそうです。「安全」や「リスク」に対する日本人の考え方や、開発を担う企業の訴訟に対するリスク、国の認可に時間がかかることなど様々な理由があるようです。(昨年、薬事法が医薬品医療機器法に改正されたことにみられるように、国の意識はこの10年で変わってきているとのこと。)

素晴らしい技術があっても、それを市場に出すことは簡単ではないのですね。「自分で会社をつくるという選択肢は?」と聞いてみましたが、工場を建てるなどの初期投資が必要なため、そんな簡単な話ではないそうです。様々な制約要因がある中で、産官学が連携して、ある程度最終製品を見据えた研究をしていくことが必要とのことでした。
 

投稿先ジャーナル、国際共同研究について
エディテージのサービスについて感想をお聞きする中で、投稿先ジャーナルを選ぶ基準や国際共同研究の意義についても語っていただきました。

レベルの高い国際学会に参加して、一流誌に論文を出し、国際的に注目される研究をすることが国際的な研究者ネットワークを築くためには重要とのことでした。また、どんなにインターネットが発達しても、他の研究者と直接会うことの重要性は変わらないというお話は、私にも感覚的にわかることでした。

外国の研究者しか持っていないデータがある場合、それが国際共同研究の第一の意義であるというお話がありましたが、実はこのお話、私達エディテージにとって大切なのです。

というのは、エディテージでは、「どうしたらもっと研究者の役に立てるか?」というテーマで、社内で頻繁にブレストを重ねています。その中で「国際共同研究の相手を探す」サービスを提供できないかというアイデアもあったのです。みなさん、このようなサービスどう思いますか?
 

日本の大学、研究者を取り巻く環境の変化
ツイッターで積極的に発信されている中村先生ですが、日本の研究環境に関するツイートもいくつかありました。そのお話の流れで、千葉大学における最近の業績評価の在り方についても詳しく解説してくれました。

一番重要なことは論文を書いているかどうかですが、その他にも教育、社会貢献、産学連携、大学運営などの項目があります。大学の研究者の方々をお客様として抱えている弊社ですから、一般の方よりは大学の業績評価ついて知っているつもりでした。しかし、あらためて評価基準や求められる活動について詳しくお聞きして、「大学の先生方も大変ですね・・・」というのが私の率直な感想でした。恐らく一般の方がこういったことを細かく知る機会はあまりないのではないでしょうか。

「激動の時代」という先生の言葉が印象に残るとともに、我々エディテージはこの変化の時代に何ができるか、どうやってアカデミアに貢献できるか、そんなことを考えながら研究室を後にしました。

中村先生、長時間にわたり何でもオープンに話していただき誠にありがとうございました。

*ちなみに、エディテージでは日本の研究を考える下記のような活動も行っています。
「日本の研究をもっと元気に面白く~Science Talks」
http://www.sciencetalks.org/

—————
寺内ポン太

 

 

 

 


寺内ポン太/Ponta Terauchi (注:下の名前はニックネームです)
カクタス・コミュニケーションズ株式会社
英文校正エディテージ/マーケティング部
勤務地 Tokyo, Japan

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