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湯浅誠のグローカデミア(14)イギリスからLiz Wager氏をお招きして

by • March 10, 2014 • 湯浅誠のグローカデミアComments (0)3706

みなさん、こんにちは。カクタス(英文校正エディテージ)日本支社代表の湯浅です。

先日、エディテージは、リズ・ウェイジャー(Liz Wager)氏のセミナーを1月に開催いたしました。(今回行ったワークショップ概要はこちらです。)
今回、リズ氏は芸能人並みのスケジュールで、8日間の日本滞在中に、なんと12回(平均すると1日に1.5回、週末を除くと1日2回)もセミナーを行いました。
私も8回のセミナーに同行しましたが、ついていくだけで疲れてしまいました。しかし、私とは比にならない位ハードなスケジュールをこなし、かなりお疲れの中、最後まで素晴らしいセミナーを精力的にこなしていただいたリズ氏には感謝の気持ちでいっぱいです! またご参加頂いたみなさまも誠にありがとうございました!

さて今回の12回にわたるセミナーシリーズは、エディテージ主催が2回、学会さんや、大学さん、そしてパートナーのエルゼビアさんとの共同セミナーが10回と、目が回る位色んな形態で開催をさせていただきました。

リズ氏は、自身が学術出版社で編集者としての経験を積み、製薬会社でメディカルライターとして活躍された経歴をお持ちなので、出版プランからメディカルライティング、また最近の学術動向まで非常に幅広い内容に対応できます。

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今回その中でもやはり一番引き合いが多かったのが、今も話題の「出版倫理」についてです。この1年は特にこの出版倫理について一般の方々も、論文の捏造、データ改ざんといったキーワードで耳にされる事があったかと思います。私はリズ氏の講義をもう10回近く聞いており、またご参加された方からの様々な質問も拝聴してきましたので、研究者ではないですがある程度出版倫理については知っているつもりです。

今回のセミナーツアーの半分以上で出版倫理をメイントピックとして進めてまいりましたが、面白いことにほとんどの会場で似たようなご質問を受けました。以下、多数あった質問です。

  1. 前の論文で使った図表は今回の論文に使ってもよいですか?
  2. すでに和文で掲載された論文を英訳して別のジャーナルに出してもよいですか?
  3. 一行ほどであれば、別の論文からコピペして自分の文章として使用して問題ないですか?

 

1と2は大丈夫です。ただし以前掲載されたジャーナルに問い合わせて許可が出ないと使えません。その場合使用料などを請求される可能性が大きいです。

3についてはNGです。すべてをコピペする場合は完全な引用になるので、どうしても必要な場合は引用符を付ける必要があります。このコピペが許されるラインははっきりしたものがないですが、連続する7単語程度が一つの目安になるとリズ氏は説明していました。ただこちらは目安であり、7単語以下であればセーフ、以上であればアウトというものではありません。やはり、すべてご自分の言葉でお伝えされることをおすすめします。

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今回は英語の講義であったせいか各大学さんで外国人参加者の方が多かったです。倫理問題は直接研究と関わりがないので、それほど重要視されていない方も多いかと思います。
しかし悪意のない不正行為により、後で大変な事態に陥る事を避けるうえでも、是非研究者の皆様には出版倫理についてしっかり学んでいただきたいと思います。
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湯浅 誠 /Makoto Yuasa
カクタス・コミュニケーションズ株式会社
代表取締役
勤務地 Tokyo, Japan

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