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湯浅誠のグローカデミア(10)SCIENCE TALKSを設立した理由⑤

by • January 13, 2014 • 湯浅誠のグローカデミアComments (0)1647

ご参加された方はおわかりかと思いますが、今回のScienceTalksイベント当日、台風の目であった方は菱山さまでした。現在は文部科学省から内閣官房へご出向されており、日本版NIH作りに奔走されておりますが、お会いした際には、文部科学省で審議官をお勤めされておりました。
科学新聞さんが開催するイベントによく菱山さまがご登壇されているとのことで、科学新聞さんにご紹介いただきました。


科学技術政策側の当事者である文科省の方には、国の事情と研究者の事情を把握し、そのバランスを上手くとることが求められていると思います。研究者がただ「文科省にはもっと頑張ってお金を取ってきてほしい」、「もっといい評価システムを作ってほしい」、「お金の配分について改善してほしい」と要望ばかり出しても、ただの文句になってしまい、建設的な話にならない可能性があるので、その点を私たちも菱山さまも懸念するところでした。

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Science Talksにてスピーチを行う菱山氏

リスクを覚悟でご参加いただく菱山さまと神田さまに対する私たちの責任は大きいので、「そいうことであれば、一緒に良くする仕組みを考える形にしましょう」という方向に議論の展開を関係者で話し合いました。

これでご登壇いただける方もほぼ固まり、次は運営方法とイベントの企画です。ここはモデレーターの小山田さんと議論しあいました。

有識者による講義とパネルディスカッションは通常の講演会のアジェンダです。この場合は何を目的にしているかというと、運営組織が今まで活動してきた内容の報告または、登壇者の意見をまとめて「誰か」に提言をしていくことが目的です。

しかし、私たちScience Talksが目指すものはそのいずれでもありませんでした。一企業が新しい試みをする際に、報告会も不要ですし、提言などはもってのほか。聞いてくれる方などいません。
また、他のイベントと同じことをしていては、民間主導の意味が全くないので、「それであれば一言言いたいと思っている方を一同にお呼びして、聴衆者にも参加者になってもらい文句ではなく具体的な提案をしてもらおう」と考えました。そして、次にそのような場を設けるためにはどう仕掛けを作るかについて話し合いました。

そこで思いついたのが会社のやり方でした。私たちエディテージは社内研修を行う際は、上から一方的な話をするのではなく、常に現場で働いている者の意見を吸い上げるように、会議型の配置ではなく、数チームにグループ分けして円卓テーブルを用意します。
そしてテーブルごとにトピックを与え、最後に発表をしてもらう方式を取り入れています。もし会社に対する不満があるのであれば、経営陣に改善を要求するのではなく、自分たちで直していくというやり方を取っています。
「よし、自分たちがいつもやっているやり方をScienceTalksに導入しよう!」ということで決まりました。

ScienceTalksのサイト

◆菱山氏のプレゼンビデオスライド

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湯浅 誠 /Makoto Yuasa
カクタス・コミュニケーションズ株式会社
代表取締役
勤務地 Tokyo, Japan

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