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湯浅誠のグローカデミア(21)Do you know 科学技術基本計画?

by • June 23, 2014 • 湯浅誠のグローカデミアComments (0)1790

みなさん、こんにちは。カクタス・コミュニケーションズの(英文校正エディテージ)代表取締役、湯浅誠です。

私たちが音頭取りをしているサイエンス・トークスですが、2年目の今年は更にパワーアップして活動を続けております。1回であれば誰でも勢いで出来るものですが、継続的に活動を続けるには熱意とコミットが必要です。私たちは日本の研究を盛り上げるため、研究者の皆様に少しでもお役に立てればと思い、本業の傍ら(むしろ本業になりつつある?!)熱い思いを持って活動しています。

さて、去年は「研究費と評価」について異なる立場、分野の方にお集まりいただき1日のシンポジウムを開催しましたが、有識者の講演、参加者からのアイディアをお聞きして感じた事は「皆何が問題かはある程度共有できている。1番の問題はそれを各利害関係者がどう解決していくかの道筋が立てられない」事です。「わかっているけど、現実的でない」、「この国家財政の中研究費だけ増額するにもどう納税者を納得させられるか」、「何かを得るためには何かを失う必要があるが、それを断行できるのか」など解決に向けての課題は山積していると思います。

 

また1番の利害関係者である「研究者」の参加がまだまだ少ないのも現実です。科学政策者は当然大きな関心を持ってご参加いただきましたが、各研究者にとって国の科学政策は「自分たちではどうする事も出来ないこと」として捉えている方が大半だと思います。またそれはある意味当然の事でもあります。私は一納税者ですが、自分が国の政策を変えられるかというと、大変な疑問があります。恐らく不可能です。しかし仮に私が何か大きな問題提起をして、それに賛同してくれる方がたくさん現れたらもしかして何か行動を起こし、その結果時の首相でも耳を傾けてくれるかもしれません。

そのために必要なのは「まず動いてみる」ことです。そしてそれと同じコンセプトで動いているのが今年のサイエンス・トークスです。私はこの1年間で科学政策について真剣に勉強を始めましたが、それまでは国の科学政策がどの様に決められるのかよく知りませんでした。日本には「科学技術基本法」という法律があり、その中で、5年単位で国の科学技術方針を決める「科学技術基本計画」というものがあります。1996年に第一期科学技術基本計画が制定され、そこでの計画に基づき、日本の科学の在り方を議論し実現してきました。現在は第四期(2011年~2015年)にあたり、今年の後半からレビューが開始されます。

そこから出てくるフィードバックを反映させて、次の第五期科学技術計画(2016年~2020年)を制定するので、「この課題を解決しないと」、「これだけはやっておかないと」と思う事があれば、それを主張すべき時期はまさに「今でしょ!」なのです。
6月6日に開催したサイエンストークスバーでは、先ずは「科学技術基本計画を知っていただく」事を目的として、科学技術基本法が制定された時代背景や、過去4回の基本計画に何が盛り込まれていたかなどをご説明していきました。そしてゲストに内閣府総合科学技術イノベーション会議(CSTI)の常任議員の原山先生をお招きし、現在CSTIではどの様な事を考えているのかお話しいただきました。

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今回のイベントでは、内閣府総合科学技術・イノベーション会議常勤議員の原山議員をゲストに迎えた

 

では、次回のブログ記事で当日のイベントの模様を詳しくご説明していきたいと思います。

 

【関連記事】サイエンストークス・バーのイベント報告

「話し合ってどうするの?」に答えたい ―サイエンストークス・バー 6月6日イベント報告(1)

 小山田バーマスターのプレゼン:科学技術基本計画ってなに?―サイエンストークス・バー6月6日イベント報告(2)

※サイエンストークス「勝手に第5期科学技術基本計画みんなで作っちゃいました!」にご意見・アイディアをお寄せください。アイディア投稿ページはこちらから。

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湯浅 誠 /Makoto Yuasa
カクタス・コミュニケーションズ株式会社
代表取締役
勤務地 Tokyo, Japan

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